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19MAGAZINE#2024.11

ジュークの2024年を振り返る①

 2024年はジュークの認知度アップを意識した一年になりました。4月・7月・10月と初めての企画であるデザインスクール開校を皮切りに6月はものづくりワールド2024@東京ビッグサイト&九州ホームアンドビルディングショー@マリンメッセ福岡の同時展示会出展、8月は地元岩手で初の企画展「コーポレートブランディングと建築展」を開催。
 たくさんの初挑戦イベントが目白押しの他、19CLUBの名物企画であるブランディングツアーを岩手県盛岡市、福岡県北九州市小倉・山口県下関市で開催。さらに、台湾からの経営者ツアーの通訳を3クール対応するなど、ほぼ毎月何かしらのイベントを行っていました。

ブランディングツアー@小倉・下関

満を持して社名で勝負
 創業時からの活動が事例という形で次々と見える化した昨年。ジュークが推し進める「ブランディング×設計」「プロジェクトドライブ&デザイン」とはどんなことなのか?を明らかに伝えやすくなった感覚がありました。今まではわかりやすさを重視し、工場建設専門の<トップファクトリー>、コストダウン専門の<見積Dr.>といった具合に専門性を高めて販促するフォーカスブランディングを取り入れて展開してきましたが、2024年は事例を営業ツールとして活用しつつ「ジュークアンリミテッド」として販促することに決めました。

ブランディング通りに自らも活動
 知ってもらうためには、意図的に仕掛けてアクションし続けないといけません。各社でブランディングを指南している通り、自分たちらしい企画・活動・プレスリリースをジューク自身でも実行しました。イベントスケジュールを年間で組み立て、ブレずにその通りに実行。プレスリリースも精力的に行い、新聞・テレビから取材を受けました。活動量が増すことで出会う人も増え、岩手経済戦略会議のパネリストとして登壇する機会をいただいたり、そこからさらなる取材につながったり、パートナー企業に出会うなどチャンスが数珠つなぎに訪れました。もちろん新たな営業案知ってもらうためには、意図的に仕掛けてアクションし続けないといけません。各社でブランディングを指南している通り、自分たちらしい企画・活動・プレスリリースをジューク自身でも実行しました。イベントスケジュールを年間で組み立て、ブレずにその通りに実行。プレスリリースも精力的に行い、新聞・テレビから取材を受けました。活動量が増すことで出会う人も増え、岩手経済戦略会議のパネリストとして登壇する機会をいただいたり、そこからさらなる取材につながったり、パートナー企業に出会うなどチャンスが数珠つなぎに訪れました。もちろん新たな営業案件にもつながっています。
 今年はジューク初の海外(台湾)のプロジェクトが始動。一年間、ジューク自身も身をもってブランディング活動を実行し、成果を残せました。件にもつながっています。
 今年はジューク初の海外(台湾)のプロジェクトが始動。一年間、ジューク自身も身をもってブランディング活動を実行し、成果を残せました。

台湾からの経営者ツアー@盛岡

まだスタートラインに立ったばかり
  初動から竣工まで何年もかかるのが建設プロジェクトです。ブランディング×設計が事例としてお伝えできるようになるまで創業から随分とかかりました。8月の企画展では創業時からの活動と事例を振り返ることができ、多くのお客様・パートナー企業と一緒に形にしてきたことをメンバー全員が実感しました。感謝の気持ち・成長してきた実感・未来への活力を得ることができ、ジュークはまだまだここからがスタート!そんな気持ちで新たな案件にも一丸となって取り組むことができています。

全3回を終えたデザインスクール

さて2025年は?
 ジュークの価値上げを意識して活動してきた2024年。それをベースに2025年はさらなる活動を計画しています。ブランディングを体感頂けるブランディングツアーの行き先を現在絶賛調整中。どんな2025年にするかは来年のジュークマガジンでお知らせしようと思いますので、お楽しみに!
 来月号は2024年最後の締めくくりとして、一年間の活動を振り返りたいと思います。

デザインスクール2024完走

 2024年は今までの販促のペースではなく、新しい企画に挑戦することで出会う方を増やす動き方をしてきました。今まではできることを絞ってみせるフォーカスブランディングで新規の方に見つけてもらいやすいように展開していましたが、今年は活動事例も溜まったことで社名での勝負に出てみようと考えたからです。今までサービス名で出展していた展示会に社名で出てみる。事例を集めた企画展を地元岩手でやってみる。そして、ブランディングの次なるステップとしてデザインの内製化の一助にしてもらうためデザインスクールを岩手、東京で全3回開校しました。

デザインプロセスを疑似体験する
 デザインスクールは線の引き方やレイアウトの方法色合いといったグラフィックスキルを教える訳ではなく、デザインとはそもそも何か?デザインするための心がけや視点を経営者、社員さんにお伝えするものです。半分座学、半分ワークショップで普段私たちが何をどう考えてアウトプットとして手を動かしているかを疑似体験していただくことでデザインとの付き合い方を知ってもらいます。デザイン経営と言われると小難しいですが「こんなこともある種デザインなんだ、ブランディングなんだ」と事例を交えて紹介し、スクール後半には一緒にその会社の企画やツールを考えることですぐに会社に帰って実行してもらえるようにスクール内で練り上げます。今回は参加者が少なかったこともあり、少し内容をカスタムして「体験をデザインする」時間を設けました。

 目に見えるものだけがデザインでない。学生の頃教授に教わったことです。企業では社内外のコミュニケーション=目に見えないもののデザインこそが過半数を占める重要ポイントです。そう考えると、デザインが少し誰でも身近に感じられるのではないでしょうか。

【NEWS】ジュークの最新ニュース

10/24-25デザインスクール@岩手
 今年4月に初開校したデザインスクール。岩手・東京の開催を経て再び岩手でファイナルを迎えました。デザイナー森居が自身の成長記録を講演した授業はオンライン併用で多くの生徒さんが耳を傾けました。

19WORKS(事例集)五日市塗装工業
 2023年よりブランディングを取り入れている岩手県盛岡市の五日市塗装工業様のブランディング事例、社長インタビューを制作。今年は過去最高の売上達成、採用応募は前年比5倍と効果を発揮しています。

山形の味・芋煮会をコムパンで初開催
 買い出し、調理、食事、片付けを通したインフォーマルなコミュニケーション「コムパン」。山形に縁のあるスタッフが多く、遂に今秋、念願の芋煮会を開催しました。
絶品の芋煮のシメはカレーうどん一択!
●コムパンとは?…companyの語源はcom=一緒に「pan=パンを食べる」ジュークが大切にしている取り組みの1つです。

【INFORMATION】

●12/5(木)ニュートン様新工場竣工式@岩手県八幡平市
●12/6(金)19CLUBブランディングツアー@東京<2024FAINAL!>
●12/11(水)働き方改革AWARD授賞式@岩手県盛岡市

 今回紹介する建物は滋賀県近江八幡市の「ラ コリーナ近江八幡 | バームファクトリー」です。アキムラフライング・シー一級建築士事務所がデザインを手がけたバームクーヘンらしさ全開のユニークな設計です。

エントランスで一番最初に出迎える焼成工程

 驚いたのが、入って一番最初に見えてくる所に製造工程が計画されていることです。工場の設計は一番売上げにつながる、モノの流れや動線計画、生産効率を考える必要があります。工場の機能を優先しながら、見せられる部分を見せるという計画が一般的ですが、一番の見どころである焼成工程をエントランス面に優先配置したこの計画は建物における工場見学の重要性を学ぶことができました。

柱を隠す円形ディスプレイ棚

 館内はユニークなアイデアが至るところにあふれており、バームクーヘンを模った円形モチーフをいくつも見つけることができます。中でも上手い!と思ったのが柱の周囲を円形の商品ディスプレイ棚でぐるりと囲むことで、柱の存在感を消していた部分です。製造工程で使用する芯をカウンター上部のインテリアや柵として使用しており、バームファクトリーという名前通りのデザインにまとめられていました。

2Fカフェの円形テラス

 極めつけは自然を感じながら焼きたてバームを食べられる2階カフェの円形テラス。「良い空間だな」程度の感想でしたが、後々調べると建物を上空から見た時にそのテラスはバームクーヘンの中心の穴になっているとのこと。外観から内部までバームクーヘンにこだわり尽くした名建築でした。

旅のおしえ
~オープンファクトリーの隠し方~
  オープンファクトリーは企業秘密の技術や取引先の都合等でオープンにできない部分があります。この工場では対象部分を壁で仕切るのではなく、ガラス張りのフィルム(サイン)で隠しており、オープン感を残した手法や発想が勉強になりました。

 今回ご紹介するのは隈研吾氏が設計したサニーヒルズ南青山にあるトイレです。
 「都市の中に森を作る」という建築コンセプトのもと設計されました。木を組んで装飾された外観が特徴的です。その見た目は店舗で販売されているパイナップルのスイーツによく似ていて、ユーモアがあるなととても印象に残っています。

柔らかさを感じる天井木組みと間接照明

 外観の格子は本物の木で作られており、格子の隙間から自然光を取り入れています。まるで屋外で木漏れ日を浴びているようで都内にいるということを忘れてゆったりとした時間を過ごせそうだなと思いました。
 トイレは階段を上った飲食スペースに男・女・ユニバーサルの3カ所あります。それぞれの個室の窓は和紙で覆い、自然光を柔らかく取り入れていました。天井面は外観と同様の木組みで装飾されており、格子の間にスポットライトを配置してトイレ内部を照らしていました。トイレは全体的に間接照明等のやさしい光の明るさが確保されており、建物に入った時と同じように格子の隙間から木漏れ日を感じるようでした。手洗い器は一部木素材の造作で作られており他のトイレよりも特別感がありました。

和紙が使用された窓

 ピクトサインは色で識別しやすいように赤・青・黄のビビッドで強い色が使用されていましたが、切絵のようなデザインなのでトイレの雰囲気にとても合っていました。

 トイレの内装からサインまで建物全体のイメージに合わせてデザインされており、洗練されていると感じました。

木の造作の手洗い

 ピクトサインは色で識別しやすいように赤・青・黄のビビッドで強い色が使用されていましたが、切絵のようなデザインなのでトイレの雰囲気にとても合っていました。
 トイレの内装からサインまで建物全体のイメージに合わせてデザインされており、洗練されていると感じました。

<サニーヒルズ南青山>
 サニーヒルズ南青山は台湾生まれのパイナップルケーキ店です。表参道駅から徒歩10分の南青山の閑静な住宅街の中にあります。都内の喧騒に疲れたら休憩にぜひ。
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〒107-0062 東京都港区南青山3丁目10-20
営業時間/11:00-19:00
▶︎トイレ研究家・日山のInstagramはこちら! 

 今回ご紹介するのは富山県富山環水公園にあるスターバックスです。富山駅から徒歩10分と散歩を楽しみながら行ける距離にあります。世界一美しいスタバとも言われており、富山の自然と富岩運河の歴史を感じられる店舗です。2008年には社内審査である“ストアデザインコンテスト”の最優秀賞を受賞し、人気店なのも納得です。

世界一美しいスタバと言われる店舗

 景観に溶け込むようなシンプルなデザインの建物は大きな窓が特徴的です。店内は客席側の壁がすべてガラス張りになっており、公園のシンボルである天門橋や美しい景色をどの席からも楽しめるような造りになっています。木の素材を生かした明るく温かみのある心地よい店内には様々なタイプの席があり、どこに座るか悩んでしまうほど。グリーンのレトロなソファは他店にはない深みのある色で、インテリアも美しい統一感があります。

景色を眺めるガラス張り空間

 一番のおすすめはテラス席。開放的なテラスで、水辺の景色を眺めたり、鳥のさえずりを聴きながらコーヒーを楽しめます。夜のライトアップは雰囲気がガラリと変わりまるで海外にいるような気分に。

水辺の自然を楽しめるテラス席

 悩んでいる時、仕事をしたい時、読書をしたい時、1日何回でも行ってしまいたくなる空間、そこが「MY STARBUCKS」。

<スターバックスコーヒー 富山環水公園店>
 世界一美しいスターバックスと言われるこちらの店舗。環水公園の中にあり、自然と景色がとてもロマンチック。日本で初めて都市公園に出店したスタバでもあります。
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〒930-0805 富山県富山市湊入船町5 富山富岩運河環水公園
 営業時間/8:00-22:30
▶︎デザイナー・赤坂のInstagramはこちら! 

Vol.35 クレーンの運転は資格が必要

 天井クレーンの操作には資格が必要です。
従業員に有資格者がいない場合は、免許を取得してもらいましょう。
 クレーンの種類によって以下の資格があります。
▪️クレーン・デリック運転士免許(クレーン 限定または限定なし)
▪️クレーン運転士免許(床上運転士クレーン 限定)
▪️移動式クレーン運転士免許
 クレーンで吊り下げる荷物にワイヤロープなどを取り付ける作業は「玉掛け」と言い、一定規模以上の玉掛け業務を行うには「玉掛け業務技能講習」の修了が必要です。
 クレーンの安全な運用のためには定期点検が欠かせません。「クレーン等安全規則」にて、1年ごとの定期点検・1カ月ごとの定期点検・作業当日の運用前の点検やその内容が義務付けられています。

5歳7ヶ月…憧れの俳優は藤岡弘、です

\一緒の本を読む&映画を見て気持ちを揃える/

▶︎おすすめBOOK

ファンに愛され、売れ続ける秘訣
和田 裕美 (著) 
2022年8月

ブランディング活動の指標の1つは“ファン”の数。お客様を見つけて「売る」から、応援や紹介を通して「売られていく」状態を目指す一冊。ジュークが今年精力的にイベントで活動量を増やしたのはこのファン獲得のためでもあります。ファンベースを学んで、応援されるブランディングカンパニーを目指しましょう。

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WBC全勝優勝の真実
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今世界で一番ファンが多い人と言っても過言ではない、世界中を虜にしている大谷翔平。観客だけでなくチームメイトも皆目を輝かせたことで話題となったWBCの舞台裏を描いたドキュメンタリー。圧倒的パフォーマンス、貪欲に勝利を追及する姿勢など誰もが気持ちよく応援したくなるお手本のような存在です。

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