プロジェクトを円滑に進めるためには適切な建設会社を選定しなければなりません。施工能力、技術力、積算能力、財務内容、歴史、経営者の考え方、経営審査事項、売上規模、アフターフォローなど、さまざまな視点から調査して選定すべきです。
私たちはプロジェクトの早い段階で建設会社をパートナーとして決めるのが良いと考えています。公共工事ならば時間をかけて設計をし、実施図面が完成後入札を行います。公共工事単価で予算が組まれているので、多少過剰な設計でも落札となります。不調ならば設計変更をし再入札します。
しかし、民間プロジェクトである工場建設、本社建設プロジェクトでは決められた予算枠(投資額内)・期間内で確実に完成させる必要があります。プロジェクトの早い段階、つまり概算見積で業者選定を行い、建設会社とキャッチボールをしながら予算管理を行うのが効率的で時間ロスがないと考えます。