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株式会社五日市塗装工業(岩手)

水族館のような多様な働き方とファンを増やす現場づくり

プロジェクト概要

お問合せフォームに届いたご相談がきっかけで始まった五日市塗装工業様とのお付き合い。塗装業に留まらず、拡大を目指すリフォーム業や企業ロゴの刷新など既存の会社イメージから脱却を希望するご相談でした。当時専務だった晴山さん、そして次の時代を担うであろう同世代の2名にヒアリングを開始。方針の打合せを重ね、まずはコーポレートブランディングから着手することに。

会社の抱える課題、歴史、目指すべき姿を見つけるワークショップを行い、導き出したのは「さぁ楽しもう/READY?HAVE FAN!」というスローガン。「楽しもう」は会長の口癖でもあります。ご病気された時期を経ているからこそ「仕事一筋になり過ぎず、プライベートも大切にしてほしい。どうせ働くなら楽しく。」といった会長の想いを未来に繋いでいきます。多様性のある働き方の実現や個性を放つスタッフを象徴する「水族館(水中から陸上まで様々な環境下で特徴を活かして暮らす生き物が共存)」を世界観に据え、ブランディング活動をまとめました。

2024年は建設業ならではの3K(きつい・汚い・危険)に加え、塗装ならではの「くさい」を加えた4Kの現場イメージを払拭すべく、老若男女が楽しめる水族館のような現場を盛岡市内に出現させていきます。現場、塗装ワークショップなども計画しファン作りを進めます。

世代交代とブランディングお披露目はサプライズで

2023年9月に晴山さんの代表就任というニュースを聞き、毎年行う経営計画発表会を“就任パーティー&ブランディングの報告の場”にすることを提案しました。新しい五日市塗装工業に社員もお客様も地域も皆がファンになってもらいたい。そんな想いを晴山新社長、ブランディングチームから社員の皆様にお伝えしました。

前半の粛々とした経営方針を共有する会から一転。社員へのサプライズとして、ホテル内の別会場では前日から水族館をテーマにした新ビジュアルをチーム一丸で装飾&念入りにリハーサル。BGMや発表スライド、サプライズ動画や新名刺・ユニフォームお披露目、記念グッズと実にたくさんの仕掛けを準備しました。創業者(晴山新社長の祖父)が絵描きを目指しており、そこから色の仕事となり、五日市塗装工業は生まれました。会場にはDNAともいうべき創業者の絵を飾りました。会長・前社長・新社長の3名がステージに上がる姿を見て会社を繋ぐ大切さを感じ、新時代の幕開けとなりました。