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コラム

19 Column

本気の健康経営

本気の健康経営|190キロラン

「1ヶ月で190キロ走ってみた」

△加藤瑞紀(ジュークアンリミテッド代表)。普段から運動好き。登山やジム通いをしている。走ることはジムで30分程度のランか、気分転換に夜ランする程度。マラソン大会等には出ず、一人ランを好む。

チャレンジ内容:社名である19UNLIMITEDにちなんで1ヶ月で190キロ走ってみた

チャレンジ背景:コーポレートブランディングでは健康経営をオススメしている。しかし、健康は己の問題。そして全ての基本は体力!なので、つべこべ言わずシンプルに走りまくってみた。

チャレンジ期間:2020年8月

私が「健康」を意識した時

大きなケガや病気もなく健やかに育ちました。しかし、31歳の時にバイクで事故って右肩を骨折。さらに、人生初のアナフィラキシーで深夜救急に運ばれたりと厄年前後に不調をきたす。五体満足のありがたさ、体調が良いことのありがたさに目覚める。この頃からバイク事故のリハビリも兼ねて夜ランをスタート。

△事故った愛車と記念写真(当時31歳)

ランニングを選んだ理由

20代で始めた登山、岩手にUターンして再開したウィンタースポーツをきっかけに基礎体力作りをスタート。主に仕事後の夜ランをしていました。しかし、歳を重ねるごとに仕事量が増え、出張も多くなり、走る時間をなかなか確保できずランニングは不定期に…。

幸か不幸か、コロナをきっかけに出張が一時的に減り、生活リズムが取りやすくなったこと。感染リスクが少ない屋外を走った方が精神的にも良いこともあり、今春から本格的にランニングを再開しました。アフターコロナは出張を再開する予定。出張先で身体1つでできる運動として、ランニングで運動癖をつけることはフットワークが軽いジュークに向いている運動だと思います。

△出張先、ジムで自社PRを兼ねた健康経営Tシャツを着用。2周年を記念して作ったスタッフお揃いのTシャツ。

モチベキープはアップルウォッチで

アップルウォッチで日々のワークアウトを管理。キロ数、ペースが見える化することで「今日は10キロ達成」「いつもより楽に走れた」「190キロまで残り○キロ」と達成感・目標が具体的に。数字を積みさねる楽しさも体感!

  • 3月 28km(ジム中心)
  • 4月 38km(外ランに切り替え)
  • 5月 103km(走る距離を3km/回→5km/回に増やす)
  • 6月 134km(週6ペースで走る)
  • 7月 104km(1時間走ってみる≒結果8km/回に増えた)
  • 8月 190km(1時間ラン&10km/回ラン+週6ペースで達成!)

具体的な目標と達成率はビジネスにおいても重要なこと。徐々にハードルを高め190kmを達成するプロセスから、改めて「スポーツからビジネスを学ぶことは多い」と感じました。

△2020年3月から記録をつけ始め、1ヶ月ごとに走る距離や時間を伸ばしてみた。

190キロ走って分かったこと

  1. 健康の原点は「脚」だと確信
  2. 脳内整理にぴったり
  3. ブランディングとよく似ている

健康の原点は「脚」だと確信

健脚とはよく言いますが、確かに足腰が強ければなんでもできます。走りはじめた頃の億劫さは半年も続けると流石になくなり、企画だったランニングはライフワークに昇華しました。

もっと長く走るために。もっと楽に走るために。もっとカッコよく走るために。このように「もっと」を突き詰めると自然と食や睡眠といった生活習慣の見直しに繋がります。結果的に、ここ半年は人生で一番健康的な毎日に!ピーク時あった体重からは10キロ減。デザイナーあるあるの夜型・ショートスリーパーの生活も最近は人間らしくなりました(笑)。

脳内整理にぴったり

セミナーやミーティングの構成をどうしようかな…と考えている時ほど走るとスッキリと考えがまとまります。時には組み立てがまとまらず午後からのセミナー講演の資料作りが手付かず…という日も。パソコンと睨めっこしてもアイディアが出ないので、早朝とりあえず走りに出ました。すると、これだ!という構成が閃き、帰ってすぐ資料作りに取り組んだことも。

外ランをしている間は、テレビを見たり携帯画面を見れないため、インプットが遮断される時間。この空っぽ時間は、点で散らばったアイディアを紐付けカタチにするには最適な時間です。

特に早朝ランは1日のスケジュールを考えるにもオススメです。多くの経営者が走る理由がわかった気がします。

ブランディングとよく似ている

ダイエット!禁煙!禁酒!など、それぞれを頑張ろうとすると負担感があります。走ることをきっかけに付随することを見直す、というのが正解。これはブランディングではよくある流れ。取り組みをバラバラにやらず、連動することを上手に組み込み成果を出していきます。

ブランディングは一時的なものではなく、一回はじめたら続くもの。そしてすぐに効果が出るわけではなく、効果の実感には一定の時間を要します。飽きずに習慣化する必要性もよく似ています。

△出張はもっぱらスニーカー。デザイン性が高いランニングシューズが多いので、そのまま走れるものがお気に入り。

△週末の登山でも疲れにくくなり、今年はハイペースで山へ。

次なるチャレンジは?

  1. ラン+筋トレで続ける
  2. ジュークランニングクラブ
  3. 睡眠チャレンジ

ランニングはこれからも続けます。再開しはじめた出張先でもランニングをしています。車では分からない街をインプットできるので、仕事にも繋がり楽しいです。走るだけだと脂肪に加えて筋力も消耗されてしまうそうなので、9月からは走っていた時間の半分くらいは筋トレに費やそうと思います。

会長は60代でもフルマラソンを完走したりと、私以外にもジュークには走るメンバーがいます。ウォークングも含めてみんなで月何キロ走れるかを計測します。ジュークの拠点は岩手・東京・大阪。そして密を避けることを考慮すると各人での計測に。ワークアウトの記録はそれぞれ使っているアプリで取ればいいのでバーチャルランニングクラブとしてジュークランニングクラブを稼働させます。

次に「本気の健康経営」でチャレンジするならば「睡眠」。睡眠ビジネスはここ数年で大きなマーケットになっています。1日4〜5時間睡眠でもなんら不自由はなかったのですが、7時間寝て尚且つ睡眠の質を高くしてみたらどんな変化が起きるか実験してみたいです。

△出張先でもランニング。街の下見を兼ねているので、車では効かない小回りがランニングの魅力。

△ホノルルマラソンなどフルマラソンを数々完走する会長。

△一般的に500km走ると買い換えといわれるランニングシューズ。アプリ計測で500km達成したスタッフには「ランシュー手当」を。

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