19マガジン 19MAGAZINE#2020.04 2020.08.19 2020.09.01 本社移転とメディア戦略 ネタの宝庫である本社移転を活かす! 先月号に続き、本社移転プロジェクトをお手伝いした小田島組様(岩手県北上市 建設土木業)の新社屋プロジェクトについてご紹介します。今月号は移転の裏でジュークが小田島組広報部と一緒に仕掛けた採用・メディア戦略についてレポート。自習・イベントスペースの一般開放、IT&デザインの東京に負けない魅力的な働き方発信地でもあるKITAKAMI O2。採用を担当する広報部にとって、地域・学生に小田島組をPR する絶好の機会。そこで加藤指導のもと、工事中から様々な戦略に打って出ました。 綿密なプレスリリース作戦が会社の知名度を上げる 加藤が最初に広報部に指示したのは、プレスリリースを12 ヶ月分組むこと。広報・採用担当は社長の次に会社のことを初対面の人に話す機会が多いです。自分の会社のつもりで、月ごとの企画を考えてもらいました。会社のことや社長の考えを理解していなければ12 個のネタを書き出すのは大変。毎月プレスリリースを発行することでメディアに認識され、取材を受けるようになります。小田島組でも新社屋完成前から、完成後にスタートする企画の学生向け体験イベントを打ち出し、今では新聞に載らない月はないまでに!掲載記事はコピーして営業、採用時にも絶大な効果を発揮します。ぜひ皆様も毎月プレスリリースにトライしてみてください。 19のデザイン戦略「イケてる採用活動戦略」 ブランディングの力試しは新卒採用で 人間と一緒で、会社も毎年一歳ずつ歳をとります。会社の継続的成長には新卒・若者採用は必須です。会社を知らない若者に、自分たちはどう見えているのか?を体感するきっかけにもなります。ジュークではコーポレートブランディングに取り組むならば、新卒採用にトライすることをオススメしています。採用担当は?服装は?どんな資料を配る?と考えることがたくさんあります。 合説会場では世界観で一歩抜き出た存在感を 多くの企業が地元、学校開催の合同説明会に参加しています。しかし、多いときは100 社を超える企業がひしめき合う会場。最近ではブース装飾キット(椅子カバー・バナー・テーブルクロスをオリジナルで作れるサービス)が主流となり、ブースデザインで学生の足を止めることが難しくなっています。そこでオススメは世界観で差別化をすること。例えば新潟の建設会社田中組は「創意工夫」をスタッフに求めます。現場は自然相手の仕事。そこで採用チームの世界観は「キャンプ」に決定。自然の中で過ごすキャンプは、段取り・工夫がないとできません。残念ながらコロナの影響で合説は延期になりましたが、ブースではテントを建てる計画も!間違いなく会場で目を引きます。 ▲田中組の採用チーム専用アウトドアウェア制作。田中の田と、アウトドア必須アイテムの方位磁石をモチーフに。 大学の世界観で会場集客1 位に@岩手 トップ記事で取り上げた小田島組は学びを大事にしているので世界観は「大学」。カレッジT シャツ+ジーンズというカジュアルスタイルでの採用活動は学生に受け入れられ、この春2 会場で行われた合説ではどちらも学生集客1位を獲得!社長自ら同じ服装で参加する姿勢にも共感が集まりました。さぁ、あなたの会社の世界観は? 「らしさ」を磨く19の取り組み 13/19「ももたろう」(コミュニケーションACTION) 視察、セミナー、研修は二人以上で行くバディ制度です。その様子はお供を連れている桃太郎のよう。ジュークが考える昔話「桃太郎」のポイントは、「鬼を倒しに行く道中の様々な出来事を共に経験し、成長とチームワークを強化すること」。登場キャラクターの桃太郎・犬・猿・キジ。それぞれの個性と役割だからこそ、捉え方もアウトプットもそれぞれで相乗効果を生みます。だから一人ではダメなのです。 交通費は2倍。しかし、二人の目線により得られることと会社へのフィードバックは2倍以上。その後、取り入れるスピードも2倍以上。その拡散力も仲間がいることで2倍以上の威力を持ちます。ジューク企画のイベントやセミナーに、2名以上でお越しください、とお願いするのもこの経験から。一人より二人。お値段以上であることを保証します。なお、ジュークではももたろう時の日当を「きびだんご」と呼びます。 NEWS PICKUP オンライン相談会開始 新型コロナウィルスの影響で、展示会が軒並み中止、延期に。そこで、自宅からでもお気軽に工場に関する相談ができる「工場なんでもオンライン相談会」を始めました。申込受付は終了しました。 プロジェクト進行中❶ 株式会社シンコーメタリコン(滋賀)のプロジェクト世界観は「映画」!まるで1本の映画をつくるように進めています。2021年12月に事務所棟と工場が完成予定です。 プロジェクト進行中❷ 新和金属株式会社(広島)の本社屋改修プロジェクトにも取り組んでいます。2020年8月のオープンに向けて、本社屋ビルのデザインを柿澤が進めています。 ジュークアンリミテッドの数々のプロジェクトをドライブする、個性豊かなジュークスタッフを紹介します。 加藤 瑞紀MIZUKI KATO1981年岩手県盛岡市生まれ。京都工芸繊維大学繊維学部デザイン経営工学科空間デザインコース卒業。2018年5月、ジュークアンリミテッドを設立。社長就任。 代表取締役社長 ジュークのDEO、クリエイティブディレクター、ブランディングのフロントランナーとして日々全国でプロジェクトに携わっています。今は新型コロナウイルスの影響で出張制限中ですが、オンラインミーティングで業務効率化したため新ブランドの企画・立案中。動画コンテンツも製作中。来月にはお披露目できると思うのでお楽しみに! 詳しいプロフィールを見る \一緒の本を読む&映画を見て気持ちを揃える/ おすすめBOOK 志麻さんの献立の作り方 日本の有名フランス料理店などで15年働き、2015年にフリーランスの家政婦として独立した志麻さん。志麻さんの料理を通じて華麗な段取りの仕方を学び、仕事にも活かしてみては?健康づくりにも効果的! 志麻(著) おすすめMOVIE ドラえもんのび太のパラレル西遊記 DEO加藤が幼い頃に夢中だったドラえもんのお気に入り映画。ドラえもんとのび太、ジャイアンとスネ夫のバディ愛が見どころ。しずかちゃんの三蔵法師もキュートです。ももたろう制度は実はドラえもんからか…? 1988年 日本 INFOMATION ●5/7(木)・6/2(火)・7/7(木)工場モチベーション塾@WEB 5月テーマ:社内報 6月テーマ:採用活動 7月テーマ:ダイバーシティ●8/29(土) 新和金属(広島)新オフィスお披露目予定 一覧に戻る ↓この号のダウンロードはコチラ↓ 19マガジン ally actions#12 DEO NOTE|3周年を迎えました