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コラム

19 Column

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19MAGAZINE#2021.02

社長ファッション改造計画

社長は会社の広告塔
 採用活動では、社長自らが学生に社風や経営方針を伝えると非常に効果的です。その際、気をつけなければいけないのがファッションです。発信内容と社長にギャップがあっては、せっかくのメッセージも十分に伝わりません。「カジュアルな社風ですよ」と言いながら、カチッとダークスーツ。「最先端のことを取り入れます」と言いながら、昔ながらの作業着。これでは、言っていることと全然違う!と悪影響になることも…。

社長自ら変わる効果大
 社長のファッションは学生に、お客様に、社員に、と自らが自覚している以上のインパクトを与えています。中身も大事ですが、社長の場合はファッションも大事。社長ファッションは経営戦略です。また、ブランディングの過程では、働き方やルールなど様々なことが変わります。変化は誰しも面倒で嫌なもの。頭ごなしにやれ!と言っても気持ちがついてきません。そんな中、社長が率先して変わって見せることはスタッフに安心感をもたらします。

1泊2日ファッション合宿
1/28に90周年を迎えた田中組(建設業@新潟)では、周年プロジェクトの一環として社長ファッション戦略を実施。若い世代と未来へ向けたメッセージとして、365日ダークスーツだった田中社長をカジュアルで爽やかなジャケパンスタイルにチェンジ。代表加藤、アパレル出身柿澤が買い物から美容室まで同行。最後はプロに写真を撮ってもらう一泊二日のファッション改革合宿を決行しました。撮影に向けてダイエットにも取り組んで頂き、見た目もマインドも変わるきっかけとなり大成功しました。

 本気で田中社長を変える!というジュークの意気込みが伝わるように、今回は加藤もイメージチェンジを決行。定番のロングヘアをバッサリカットし、デザイナーらしく流行を取り入れたピンクヘアに。本気を伝えるなら社長から。ぜひ取り入れてみてください。

【NEWS PICKUP】

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林業体験付家具「PODファニチャー」販売

森の循環と未来を守る林業の雇用を応援すべく、実際に森に入り、木の加工を体験して、家具が日常で使用されるまでの成り立ちを知ってもらう機会になればと企画しました。

スクリーンショット 2021-02-19 16.42.56

オンライン工場見学.comがスタート

工場建設のトップファクトリーのスピンオフ企画が誕生。コロナ禍でも工場見学をお家で楽しめるまとめサイト(準備中)です。コロナ明けのお出かけスポット探しにも最適!

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田中組@新潟の周年プロジェクトスタート

1/28に田中組(新潟県 建設業)が90周年を迎え、創業100年への第一歩とする「100プロミーティング」を加藤がプロデュース。新ユニフォームもお披露目し、盛り上がりました。

【YouTubeおすすめ動画】

ジュークが制作した動画をご紹介。今回は代表加藤がイメージチェンジをする過程を撮影したVlog!あなたもイメチェンしたくなるかも!

ジュークの日常を公開中!

ブリーフィングや打ち合わせ風景
など日常の一コマが見れます。
その他の動画はこちら

【名建築を放課後に】

一級建築士

青木 俊太朗
Shuntaro Aoki

名建築を放課後に
 以前は出張に併せて有名建築を見に行き、設計や空間デザインに必要な情報をインプットできましたが、コロナ禍では不足しがちに。そこで様々な名建築をオンラインで見学し、意見交換をする場を設けました。授業終わりの放課後の雰囲気で、ラフに語り合っていきます。

 今回から、動画「名建築を放課後に」で扱った写真を一枚選び、解説していきます。今月はこちら。アルヴァ・アアルトが設計した「アアルト自邸」です。
彼が生きていた時代は歴史的意匠の様式建築から一転し、産業革命以降の工業化社会を背景に機能的、合理的なモダニズム建築へと移行していく時代でした。工業生産によるコンクリートやガラス、鉄などの材料が多岐にわたり使用され、新しい建築を模索する建築様式にアアルトは共感を得ていたといいます。
 一方この写真では緑や木の穏やかな雰囲気が感じられます。ソファに座った目線から外の見える範囲を計算し窓の高さを調整することで、内外の境界を無くして緑を取り込むという手法を使っていました。
 全体照明でなくスポットにしていることもこだわりの一部だと思います。自邸を建てたフィンランドは緯度が高いため冬の夜が長い。住環境をより良くし、夜の暗さも楽しむために、あえてペンダントライトやスタンドライトで雰囲気が出る設計にしたのだと思います。
 このように機能的な建築様式のみにとらわれず、独自の感性で人の暮らしに焦点を当てた、建築に関連するトータルデザイン。これこそアアルトが今なお好まれている理由なのだと感じました。

Alvar Aalto|1898-1976
 20世紀を代表するモダニズム建築の巨匠。出身地フィンランドを中心に、建築から家具、ガラス食器など日用品のデザインまで幅広く手掛けた。

【わたしのオフィスのつくりかた】
File 1:新和金属様

空間デザイナー

柿澤 志保
Shiho Kakisawa

 このコラムでは、これまでお客さまのオフィスづくりに携わって得た経験から「よいオフィスのつくりかた」のノウハウを事例や持論と共にご紹介します。これから本社移転や改修を考えているみなさまの参考となりますように!

コーポレートカラーをフル活用
 今回はメッキ加工をされている新和金属様を例に、「色が持つ効果」について書きます。
 60周年を機にコーポレートカラーをアップデート。「工場・製造業を明るく!」という先代の思いが詰まった明るいブルーは継承。現三代目では、さらにワクワク感をプラス。気持ちが上がるイエローをアクセントカラーとして採用しました。
 昨年は本社外観をコーポレートカラーのブルー×イエローで大胆に塗装。柱や樋、換気扇フードにはイエローでアクセントを。線路沿いの立地を活かし、隣接する工場のダクトもブルー×イエローに。まるでゲームの世界のようなワクワクする工場が電車から見ることができます。
 今では「あの青いところ」というイメージが地域にも定着しています。色によって認知力が80%アップするとも言われるように、色は企業イメージを印象づける効果的な手段のひとつ。御社が大切にしている色を活用してみませんか?

【ROAD TO DUAL LIFE】

一級建築士

小松原 道郎
Michio Komatsubara

 デュアルライフは2つの地域に拠点を持って生活すること。一級建築士の小松原道郎が、大阪と北海道の2拠点生活を目指します。

 デュアルライフ実現には仕事環境を整えることも必要です。現在の課題は「2拠点目の費用」。デュアルライフには住居が2つ必要で、単純に考えると生活費は倍に。しかし移住先の北海道壮瞥町の物件は、低価格で購入できそうです。また、移住者のサポート体制も充実しており、安心して暮らせそうです。ちなみに、一番近いスキー場は15km!車でたったの20分です。

【新連載】4コマ漫画

\一緒の本を読む&映画を見て気持ちを揃える/

おすすめBOOK

服を着るならこんなふうに

  トップ記事の「社長ファッション改造計画」に関連した漫画。どんな服を買ったらいいか分からない!という方におすすめの1冊。お金とセンス不要のコーディネイト理論を紹介する「メンズカジュアルファッションコミック」。女性版もあり、どちらもWebで最新話を読むことができます。

縞野やえ(著)

おすすめMOVIE

プラダを着た悪魔

 ファッションに興味を持つきっかけがない方へおすすめの1本。この映画の主人公は、ファッション雑誌編集部でアシスタントとして働き始める。カリスマ編集長の鬼のような要求に答えるうちに、ファッションや仕事の面白さに目覚めていく。観賞後に自分の服装を見直したくなるかも!

2006年 アメリカ

INFOMATION

●2/25 超えるセミナー(信幸プロテック主催)加藤登壇|テーマ「コーポレートブランディング」
●3/19 JUKEBOXセミナー#3|テーマ「オープンカンパニー」社史を見せよう
●4/12 ブルーオーシャンセミナー|テーマ「プロジェクトドライブ×空間デザインでブルーオーシャンを目指す」
●4/19 JUKEBOXセミナー#4|テーマ「オープンカンパニー」名刺を見直そう

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