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コラム

19 Column

19マガジン

19MAGAZINE#2021.12

今年を振り返る

設立して3年 4年目のステージへ
 5/19に会社設立3年が経ちました。設立メンバーで足元を固めながら駆け抜けた3年でした。何事も3年と言いますが、まだスタートアップなので…という言い訳が効かないイチ企業に仲間入りしました。2月に迎えたジューク初のインターンは、来春に新入社員としてメンバーインします。新たな仲間を迎え、新たなステージに向かいましょう。

新鮮さを求めた1年
 さて、今年を振り返ると「新鮮さ」を求めた1年でした。設立時は皆が新たな環境に順応しようとルールを作ったり、働き方の試行錯誤を繰り返しながら日々を過ごしてきました。3年目ともなると安定感が出てきます。慣れることは悪いことではありませんが、マンネリ化が始まる時期でもあります。今年、週3休を取り入れたり、デュアルライフを始めたり、イメチェンしたり、新卒採用を始めたり、と気がつけば「新鮮さ」を求めていたのかもしれません。ジュークに関わる方に新鮮な体験をしてもらい、新たなステージへ導く。それが私たちの仕事です。よって、私たちはいつも誰かがsomething NEWな状態が理想です。ジュークは腐らず、いつでもフレッシュな会社でいましょう。

次々と形になった1年
 私たちが得意とするブランディング×設計は企画・設計・工事と、時間がかかるためすぐに形にはなりません。今年は3年という月日を経て、花開いた1年にもなりました。ジューク初の新築案件である信幸プロテック様新社屋(岩手)が春に竣工。コロナ禍でも工夫しながらイベントにトライする企業もあり、周年イベント、展示会出展と行動する皆様のお手伝いもし、共に形にしました。蒔いた種が一気に芽吹いた。そんな1年となり、苦労が報われた瞬間が数多くありました。お客様に喜んで頂けること。これが仕事の醍醐味であります。2022年、初心を忘れずに次々と形にしていきましょう。

【NEWS PICKUP】

ユタカ_ドリンクタグ

ユタカ電業 初展示会大盛況@幕張メッセ

4月よりブランディングをスタートし、11/24-26で鉄道技術展に初出展。ジューク全面プロデュース&デザインのブースとグッズが好評で多くの営業案件をゲットしました。

【YouTubeおすすめ動画】

今回のおすすめは、ユタカ電業さんの展示会初出展をトータルサポートした動画。ブース・ユニフォーム・販促グッズ製作などお任せください!

こちらもCHECK!

【名建築を放課後に】

一級建築士

青木 俊太朗
Shuntaro Aoki

#13 Walter Gropius
 動画「名建築を放課後に」で扱った写真を解説していきます。今月は全12回に渡ってお送りしてきた名建築の中で一番印象に残っている、ヴァルター・グロピウスが設計した「バウハウス」についてのコラムと2021年のまとめです。以前のコラムでは内観を取り上げましたが外観を話さずに終われないと思い、取り上げました。
 この外観を見て「ごちゃごちゃしている」印象を受ける人は少ないと思います。建物の角の通りをきれいに見せることを建築用語で「線を出す」というのですが、その線がより強調されている設計だと感じます。また、絶妙な余白の美も感じられます。等間隔でデザイン性を持った格子部分、何もない面の余白、そこにアイコニックなロゴが入ることで、要素は多いのにすっきりまとまった印象を受けます。これこそがモダニズムの根幹となる普遍的な名建築だと感じました。

世の中にある建物は全て意図をもって作られていて、その理由は意外と設計者本人しか知らないことが多いです。「名建築を放課後に」というきっかけを通して自分なりに調べ、写真や現地で建物を見ることで、設計意図のイメージがより膨らみ、多くの学びにつながりました。また来年は違った形で名建築の名建築たる所以を探っていきたいと思います。

Walter Gropius|1883-1969
 近代建築の四大巨匠の一人。建築のみならず大学での教鞭など、近代建築の理念と方法を現実の作品だけでなく言葉で表現した人物。

【わたしのオフィスのつくりかた】

空間デザイナー

柿澤 志保
Shiho Kakisawa

 このコラムでは、これまでお客さまのオフィスづくりに携わって得た経験から「よいオフィスのつくりかた」のノウハウを事例や持論と共にご紹介します。これから本社移転や改修を考えているみなさまの参考となりますように!

コンセプトに基づいたオフィスづくり
 オフィス変革のタイミングは現状なにかしらの課題を抱え、変わることが必要になっている時だと思います。会社としてその課題にきちんと向き合い、今後どのような事業戦略を描き、どのような組織になっていきたいのか。それらを明確にするところからデザインコンセプトは始まります。オフィスのコンセプトを明確にすることで表現できるものは空間デザインだけではありません。「働き方」までも改革を起こすことができるのです。 オンラインでのコミュニケーションが増加する中、「コミュニケーションの質の向上を通したビジネスの活性化」「社外との交流促進」など、コミュニケーションを主軸としつつ、それを発展させたオフィスづくりが進んでいくと考えられます。オフィスの存在意義を明確にし、それに応じた働き方ができる場所。テレワークではできないこと、人が集まることで生まれる価値。それを企業ごとに明確にしていくことが増々重要になってくるでしょう。

【ROAD TO DUAL LIFE】

一級建築士

小松原 道郎
Michio Komatsubara

 デュアルライフは2つの地域に拠点を持って生活をすることです。一級建築士の小松原道郎が、大阪と北海道の2拠点生活を目指します。

 現在改修中の自宅の外壁材に使用しているカラマツが、やっと知合いの木こりから届きました。現在、北海道では豊かな森を育てるために間伐作業をしています。ほとんどは、バイオマス発電の燃料の薪として使われますが、製材所で加工してもらい、外壁材として再利用してみました。できる限りサステナブルな方法で、素敵な地場材を家具や内壁に使用していきたいと思っています。

【毎号連載】育児4コマ

\一緒の本を読む&映画を見て気持ちを揃える/

おすすめBOOK

プロセスエコノミー あなたの物語が価値になる

 プロジェクトの過程を来年はわかりやすく見せていきたい。特にトップファクトリーでは工場完成の前にリアルな進行過程をお見せしていきたいと思っています。完成品で差別化するのは難しい時代に、プロセス(製作過程)こそ価値があり、武器になることを教えてくれる1冊です。

尾原 和啓(著)

おすすめMOVIE

BREAK THE SILENCE:THE MOVIE

 先月おすすめ本で紹介したBTSを再び!なぜ彼らがここまで売れているのか?ビジネス界隈で研究対象になっています。SNSを駆使したり、今の時代に合わせた、かなり緻密な仕掛けが様々。そして、成長のプロセスを世界中に公開することでK-POPに興味のない層もファンにさせるのです。

2020年 韓国

INFOMATION

●12/20 JUKEBOXセミナー #12|テーマ「健康経営ビフォーアフター」 ゲスト:古郡建設(株)デザインマネジメント部 渡辺文昭氏
●12/29〜1/4 年末年始休暇
●1/19 19MAGAZINEリニューアル創刊

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