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コラム

19 Column

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19MAGAZINE#2021.06

毎年6月は「プライド月間」!

ハッピープライド!
 毎年6月はプライド月間。この期間は世界各地の個人や集団(市民団体/行政/企業など)が、LGBTQ+の人たちに対する差別にNOの声を上げたり、LGBTQ+コミュニティーへの支持を表明したりします。なぜ6月かというと、1969年6月28日に起きた「ストーンウォールの反乱」が起源だからです。この出来事をきっかけに、世界各地でLGBTQ+の社会運動が活性化。詳細を知りたい方は「LGBTヒストリーブック 絶対に諦めなかった人々の100年の闘い」をぜひご覧ください。

かとうまい盛岡市議の近況
 今月号のトップ記事はジュークデザイナーであり、盛岡市議会議員のかとうまいが担当。私はLGBTQ+の人たちが生きやすい社会の実現も目指しています。私自身レズビアンであることを公表しており、盛岡市内外からLGBTQ+該当者の声を受け取る機会が多いです。最近はトランスジェンダー(生まれた時に割り当てられた性別とは異なる性別を生きる人)の方々とオンラインで座談会を開催。服装や髪型、性別による扱われ方の違いなど、職場での課題が印象的でした。行政による啓発活動だけでなく、職場が自発的に労働環境を見直す取組みが必要と改めて思いました。ちなみに盛岡市では「LGBTフレンドリー企業登録制度の創設」を検討予定なので、しっかり後押ししていきます。

プライド月間に何をする?
日本でも外資系や大企業を中心に、LGBTQ+のお客様や社員などを対象とした事業が増えています。具体的な内容は任意団体work with Prideの「PRIDE指標」をぜひご参考に!プライド月間の今、一見の価値ありです。他にも、LGBTQ+に関する本を読んだり、映画を観たりするのはいかがでしょう?知れば知るほど、LGBTQ+の人たちを身近に感じ、自分にできることを探し始めるようになるかも知れません。おすすめの本と映画を裏面で紹介していますので、そちらもぜひご覧ください。

<ally(アライ)とはLGBTQ+を理解し支援する人を指します。ジュークはお客様・パートナー企業・スタッフが、当社と対等で安全安心なパートナーシップを築けるよう、2020年6月10日にSuper Ally企業を宣言。>

【NEWS PICKUP】

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新プロジェクト 続々スタート@東京@山口

有名ラーメン店、鉄道の情報通信機器製造業のブランディングがスタートしました。双方、ジューク初のブランディング地域です。ブランディングの様子はSNS等で発信!

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ブランディングストーリー公開

4、5月号で特集した信幸プロテックの村松社長にブランディングの手応え、新社屋の効果をインタビューしました。ブランディング導入、新社屋建設を検討中の方必見です。

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ブランディング事例19WORKS vol3完成

ジュークが得意とする、コーポレートブランディング×本社デザインの事例を紹介する19WORKSの第3弾が完成。昨年本社をリノベーションした広島のメッキ業の事例です。

【YouTubeおすすめ動画】

プライド月間ということで、かとうまいのYouTubeチャンネルをご紹介。同性パートナーとのゆるくて“ふつうな”会話をお届けします。

こちらもCHECK!

allyやLGBTQ +について詳しく理解できる「ally講座」の動画をご紹介。かとうまいがお話しします!

【名建築を放課後に】

一級建築士

青木 俊太朗
Shuntaro Aoki

#07 信幸プロテック本社
 動画「名建築を放課後に」で扱った写真を一枚選び、解説していきます。今月は番外編として特集した「信幸プロテック株式会社 本社」。2021年3月に竣工した木造2階建ての本社事務所となります。

 上記の写真は1階のオープンワークスペースとカフェ。従来の考え方であれば、用途が違うエリアを壁で隔てて独立の部屋としますが、より空間の使用頻度を上げるために壁のないプランにしました。仕切りが無いと広く感じますが、使用用途をいかに分かりやすくできるが課題でした。そこで用いたのが天井の高さに変化をつける手法です。カフェは落ち着いた空間になるよう天井を低くし、ワークスペースはアクティブに仕事や打合せができるよう天井を高くしました。

 吹き抜け、天井あらわし、天井組みという3種類の高さ方向の違いを1フロアに設けることで、水平方向への空間の広がりを保ちながらもエリアごとに分けて使えるデザインとなっています。実はこの手法は先月の名建築でも取り上げた、前川國男自邸のダイニングとリビングの用途の分け方からヒントを得ています。
 こちらの建物を設計する際には建設を1プロジェクトと捉え、お施主様の役職を問わない幅広い部門スタッフと我々でチームを組み、一丸となって作り上げました。

青木 俊太朗 | 1994-
 山形を愛する岩手県民。信幸プロテック株式会社様の本社設計を皮切りに名だたる名建築を設計していく予定。趣味は筋トレと読書。

【わたしのオフィスのつくりかた】

空間デザイナー

柿澤 志保
Shiho Kakisawa

 このコラムでは、これまでお客さまのオフィスづくりに携わって得た経験から「よいオフィスのつくりかた」のノウハウを事例や持論と共にご紹介します。これから本社移転や改修を考えているみなさまの参考となりますように!

※ABWとは…「Activity Based Working(アクティビティ・ベースド・ワーキング)」の略。「時間」と「場所」を自由に選択できる働き方のこと。

ABWから学べること その1
<手軽なリラックススペースをつくる>
 ABWの核となるのは、「働き手自らが働く場所を選べる」という考えです。
 大手企業ではこの考えに基づき、オフィス内に集中して仕事をするための1人部屋のようなスペースを設ける、自由な発想を生み出すための遊び場のようなスペースを設ける、リラックスのための仮眠スペースを設ける、といった試みがされています。
 大規模な場所を作るには、空間的余裕や多額のコストが必要不可欠ですが、スナックミーオフィスなどの置き菓子サービスは、おやつを食べてリラックスできるちょっとした空間を簡単に作ることができます。この方法だと費用が抑えられ、広い場所も不要、小規模なスペースで賄うことができます。
 個人が働く時間や環境を自由に選択できる場を設けることは、社内の信頼関係を見直すいいきっかけ作りにもなると感じています。

【ROAD TO DUAL LIFE】

一級建築士

小松原 道郎
Michio Komatsubara

 デュアルライフは2つの地域に拠点を持って生活をすることです。一級建築士の小松原道郎が、大阪と北海道の2拠点生活を目指します。

今の生活スタイルを始めてから3ヶ月が経過し、デュアルライフのことがなんとなくわかってきました。働く時間をもっと楽しむために、「働かない時間づくり」も必要だと思うようになりました。現在進行中の北海道の自宅の改修工事も完璧に仕上げるのではなく、時間と知恵と工夫で少しずつ楽しみながら完成させていく予定です。このような環境がそういう気持ちにさせるのでしょうね。

【毎号連載】育児4コマ

\一緒の本を読む&映画を見て気持ちを揃える/

おすすめBOOK

マンガでわかるLGBTQ

LGBTQ+、フェミニズム、多様性について発信しているメディア「パレットーク」。これまでSNSで公開し続けていた漫画が、ついに書籍化されました。LGBTQ+該当者が実際にどんなことを経験し、どんな思いをしているのかを知る入門書。「LGBTQ+とは?」という初歩的な質問にも答えてくれます!

パレットーク(著)

おすすめMOVIE

TOVE トーベ

「ムーミン」の原作者として知られるフィンランドの作家、トーベ・ヤンソンの半生を描いた映画が、2021年10月に日本でも公開されます。トーベの生涯のパートナーは、トゥーリッキ・ピエティラという女性でした。男性とも女性とも恋に落ちたトーベ。自由を渇望する彼女の姿に触発されるはず!

2020年 フィンランド・スウェーデン
INFOMATION

★6/1〜 ally月間
●6/19 JUKEBOXセミナー#6|テーマ「オープンカンパニー」ホームページを見直そう
●6月中旬 事業再構築補助金 第1回公募の採択結果公表予定
●7月〜 JUKEBOXセミナー#7〜#9・建設業ブルーオーシャンセミナー新テーマ

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