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コラム

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インタビュー

ブランディングストーリー|田中組vol.2

株式会社田中組|新潟県新潟市

代表取締役社長  田中 康太郎

内容:採用・コーポレートブランディング

期間:①2016年7月〜2018年12月

②2019年10月〜2020年3月

③2020年11月〜現在

新社屋になった手応え・変化は?

△木材倉庫をリノベーションした新社屋(2017年完成)

加藤

新社屋移転計画を気かっけにコーポレートブランディングに着手。2017年に移転が完了しました。移転前と比べた変化を教えてください。

田中

対外的な話からすると2つあります。1つ目は「圧倒的に採用の母数が増えました」。旧社屋の時はあっても年間で1人の応募でした。今は30〜40名がエントリーしてくれて、応募が15名。おかげで移転後は毎年新卒採用がコンスタントに続いています。私が社長に就任した2009年から比べて、会社の平均年齢は10歳以上若返っています。採用に大きな効果を感じています。

2つ目は社内報を営業ツールとして持ち歩いており、それを見た方から「田中組は最近面白いことをやっているね」と言われることが増えました。建設の枠を越えて、会社の考え方に共感してくれるお客様が増えました。共感から契約に至るという、今までに経験したことがない流れでお仕事を頂くことができるようになりました。こうゆうお客様とは、その後も互いの会社の情報共有ができて共に成長することができています。お客様というよりパートナーという方が近いかもしれません。

加藤

社内報は採用ツール、営業ツールにも使えますからね。活用してくれていて嬉しいです。効果が出ていますね。社内的な変化はどうですか?

△ワンフロアの新社屋に集うスタッフたち

田中

旧社屋を知らない若いスタッフが4割まで増えました。新社屋が当たり前の彼らは、このような環境の中で伸び伸びと成長しているように思います。若いスタッフの成長スピードが新社屋という環境で増している感覚です。また、先代、旧本社時代から在籍しているキャリアが長いスタッフも思った以上に変化を認めてくれいますね。

△カフェのような開放的なオフィス

△リノベーション中の本社

加藤

営業的なお話を聞きたいのですが、新社屋になってからは法人の視察・見学はどれくらい増えましたか?

田中

月に1社はいらっしゃいます。営業時に必ず最初にお客様を会社にご案内しなさい、と伝えています。最初にご案内するのは、私たちの価値観を空間から感じてもらうことが目的です。自分たちが思っている以上にお客様の反応が良いですし、来社を断られることもないです。プロジェクトの良いオープニングにもなるし、クロージングにもなります。

ブランディング専門部署を立ち上げた理由

田中

1、2シーズンはブランディングチームでコーポレートブランディングに取り組みました。しかし、マネジメントの甘さもあり、業務・現場が忙しくなるとプロジェクトが立ち消えになってしまいました。ブランディングは継続性が大事なのは理解しており、様々な施策が社長の思いつきと思われない為にも続けないといけないです。続けないと建設業のブルーオーシャンにも行けないと思っています。専門部署にしないと責任感も生まれないと思い、3シーズン目の2020年11月にインフォメーションデザイン室を立ち上げました。

△2016年から取り組みはじめたコーポレートブランディング

加藤

ブランディング専門部署を立ち上げた企業事例をご紹介しましたが、参考にしたところはありますか?

田中

御社の望月会長と加藤さんのコンビを参考にしています。前職時代、望月さんが建設会社社長で加藤さんがコーポレートプランニング室だった頃からお二人を知っています。社長が考えていることを加藤さんが横で理解できている。そして社内外に通訳して広めてくれる。そんな関係を私も作りたいと思いました。

△前職から今の至るまでコンビを組む望月・加藤

インフォメーションデザイン室へ期待すること

田中

インフォメーションデザイン室は現在2名です。2年生の齋藤さんは入社時から私に同行・同席することが多く、考えが共有しやすいです。そして彼女はポジティブですね。坂爪さんは、良い素質を持っていると感じていますが、少し慎重なところがあります。なので、建設業の枠を越えて色々な方と触れ合うことで生まれる化学反応を期待しています。ポジティブな齋藤さんと慎重派の坂爪さん。この二人が組むことで新しいことが生まれるといいな、という期待を込めて人選しました。

△インフォメーションデザイン室スタッフ

加藤

どう成長して欲しいですか。

田中

自分で考えたことを、理由付けして実行していってほしいです。インフォメーションデザイン室が行うことは、基本的に今までの田中組にはなかった業務。私にとっても未経験のことです。自分なりのストーリーを持って、やっていってもらいたいです。社長が一番多くの失敗をしていますからね。失敗しそう、失敗したからといって芽を摘むことはしないので、わからないことを不安だという理由で立ち止まらないでほしいです。体験を通してでしか成長できないので、たくさんの体験をして欲しいですね。

100周年に向けて

△100プロに合わせてアウトドアをイメージした新ユニフォームをお披露目

加藤

2021年1月28日に90周年を迎え、100年目を目指すプロジェクト「100プロ」をスタートさせました。90周年を迎えていかがですか?

田中

創業日である1/28に発表した100プロには2つの意味があります。1つは90年の歴史に感謝すること。先人たちがいてくれて今の田中組があります。もう1つはこの先の10年をいかに過ごすか、の共有です。良い時もあれば悪い時もある。だからこの10年を山登りに例えました。天気が悪かったり、体調が悪かったり、時にはルートが変わる。そんなことがあるのが登山ですが、一歩ずつ歩みを進めれば頂上に辿り着きます。目的を見失わないように、目安として1年ごとの注力するテーマを示しました。

加藤

100プロに合わせて、肉体改造&ファッション改革で「変わる」ことに社長が本気で取り組んでいる姿勢をスタッフに見せましょう!と社長改革を提案させてもらいました。社長改革を一緒にやってみてどうでしたか?

△伝えたいイメージにフォーカスしたファッション改革

△改革の仕上げはプロフィール写真をプロが撮影

田中

いろんなことを教わりました。まず、やってやれない目標はない。やらない理由を自分で積み上げていただけと気がつきました。加藤さんたちが次々と服を選んでいくのを見て、客観的な視点にも気がつきました。そして、加藤さんがこの日のために髪をバッサリ切ってくれたでしょ?社長がやるから私も変わってきましたよ!って。何かを成す時に体を張ってくれた人がいることを感じて、その思いに応えたい、という気持ちが芽生えました。一人だと無理だったな、と。仕事も同じで、目に見えない心意気が大事だと改めて感じました。

加藤

仕事は一人で完結することはないですからね。お金には変えられないやる気や満足度って大切ですよね。私もおかげでイメチェンの機会を頂けてよかったです。

△田中社長改革前にサプライズで先行イメチェンした加藤(vlog動画あり)

田中

あと…東北の女性は怖いです(笑)。柿澤さんと二人でバンバン買うんだもん。私は指示されたものを試着して購入していくだけでしたが、もし私が服を買うお金がなかったらどうするのだろう…この人たち、と思って(笑)。

加藤

大丈夫!その時は私が立て替えますから。だって、やる気に満ちている高揚感があるのに、じゃまた今度にしましょう、なんて私たちにはないです。タイミングが大事なので。

田中

「体験を止めない・先延ばしにしない」ってことですね。改めて人は体験でしか成長しないと思います。先日も、失敗しそうだなというプロジェクトがあって、あえてそのままやらせたのですが案の定うまくいかなくて。担当のスタッフは、最初は落ち込んでいたけれど、次のプレゼンではすごく成長していて嬉しかったです。体験と反骨心。成長するにはこれしかないです。

ブランディング専門部署として新設されたインフォメーションデザイン室。立ち上げエピソード、やりがいをインタビューしました。(2021年インタビュー)

>田中組インタビューvol.3はこちらから

2016年から始まった田中組のブランディング。当時の採用ブランディングを社長と振り返りました。(2018年インタビュー)

>田中組インタビューvol. 1はこちらから

インタビュー:2021年

インタビュアー 加藤瑞紀

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