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コラム

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インタビュー

ブランディングストーリー|田中組vol.3

株式会社田中組|新潟県新潟市

インフォメーションデザイン室

坂爪 美帆・齋藤 杏奈

内容:採用・コーポレートブランディング

ブランディング期間:2016年9月〜

部署立ち上げ:2020年11月〜

インフォメーションデザイン室に任命された時の感想

齋藤

2020年11月にブランディング専任としてインフォメーションデザイン室(以下 ID室)ができました。以前から現ID室の業務でもある社内報制作、採用に携わっていたので専任部署になったことで仕事として認められた気がして嬉しかったです。あと一人で動くことが多かったので、仲間ができたことが頼もしく嬉しいです。

坂爪

どんなことが起きるのか想像がつかない分、新しいことへの期待もありましたが、同時にプレッシャーも感じました。齋藤さんが先行してID室の業務をしていたので、彼女から色々教えてもらい、頼りにしています。

齋藤

坂爪さんは私が新入社員の時のメンターだったので、坂爪さんが一緒と聞いて安心でした。

△和気あいあいな仕事風景

加藤

齋藤さんはセカンドシーズンのブランディングチームメンバーでしたが、当時と今では何か違いはありますか?

齋藤

ブランディングチームは各部署から召集されていました。日常業務が忙しくなるとどうしても全員で集まれる機会が減ってしまい、活動が鈍くなることがありました。今は部署として動けているので止まることはなく、動きやすいです。また、営業さんからチラシ制作依頼をもらうことがあり、ID室=実働部隊として社内で認識されていると感じます。部署になったことで、社内でも私たちに仕事を依頼しやすくなったと思います。

加藤

坂爪さんはID室になってから本格的にブランディングに触れていると思いますが、どうですか?

坂爪

前ブランディングチームが残してくれたブランドガイドラインを読むことからはじめました。今ではテレビCMやロゴを見ると、どんなストーリーがあるのかな?誰に向けてどんなメッセージが込められているのかな?と考えるようになりました。他社のブランディングも気になっています。

加藤

坂爪さんはブランディング実践型で学んでいますね。ストーリーを考えることはブランディングに携わるならばとても良い癖です。ぜひ続けてください。

△2016年から取り組みはじめたコーポレートブランディング

大変なこと・やりがいを教えてください

齋藤

2021年1月28日に90周年を迎え、100プロ(100周年を目指すプロジェクト)を企画しました。このような大きなプロジェクトを行うことは会社で初めてのことでした。ID室ができてまだ3ヶ月目で私たちも初めてのことだらけで、改めて「初めて」って大変だと感じました。社長のスピード感についてくのも大変です。

△90周年の日に、次の100周年を目指すスタートを切った100プロ記念写真

坂爪

100プロの一環で作業着を一新することを担当しています。なぜ変えるのか?なぜこのデザインなのか?というブランディングを理解してもらいながら進める難しさを感じています。社内を巻き込むことは難しいです。

△春から導入する新ユニフォームをお披露目

加藤

ID室立ち上げ後すぐに始まった大きなプロジェクトですね。でも最初に苦労できたら、その後は大抵のことは乗り越えられるようになります。上手く伝えられなかったこと、取り仕切れなかったことは課題として明確になったはずです。やりがいはありましたか?

齋藤

営業さんから依頼されて作ったチラシが、お客様に響いたよ、と報告を受けて嬉しかったです。今までは誰に頼めばいいか分からず、営業部門内で資料作成は完結していたのだと思います。ID室になって、他の部署から頼りにされていることを感じました。

坂爪

毎月発行の社内報、臨時で発行する社内報号外が、スタッフ同士の近況を知るきっかけとなっていることです。どんな現場に行っているのか、どんなことをしているのか、と会話のきっかけになっています。

今後やりたいことはありますか?

坂爪

発信力を強化していきたいです。プレスリリースもその一つで、会社のことに興味を持ってもらえるようにしていきたいです。また、学生時代には環境に関することを専攻していました。SDGsにも力を入れていきたいです。

△インフォメーションデザイン室 坂爪

加藤

100プロのスケジュールでいくと2022の田中組はSDGsキックオフイヤー。今のうちからID室は準備に入りましょう。

齋藤

採用活動を担当しているので学生さんの前でお話しする機会が多いです。分かりやすく伝えるや話し方のスキルを、社内勉強会で話す機会を増やしたいです。私一人のスキルではなく、みんなで共有していきたいです。今年から社員が講師を持ち回りで行う社内勉強会が始まるので、そこでお話ししたいです。

△インフォメーションデザイン室 斎藤

社長との関係はどうですか?

△社長とインフォメーションデザイン室

加藤

経営者の考えを分かりやすく伝えることもID室の業務ですが、田中社長との関係はどうですか?

齋藤

こちらから意見や考えを伝えて欲しいのは感じますが、やはり社長は社長なので、グイグイいくことにまだ遠慮してしまいます。お互いにまだ距離感があるかな、と。

坂爪

社長に話しかけるにあたり、気軽に報告すべきことと、準備万端で臨むことの見極めがまだ難しいです。通りすがりにさっと報告すればよかったな、ということも多々あります。

加藤

社長は社長。距離感が難しく感じる気持ちは分かります。距離を埋めるにあたり、社長から近づいてきて欲しい?それとも二人が近づいて距離を埋めていく?

坂爪・齋藤

どっちからも、ですね(笑)

加藤

だよね(笑)。田中社長は自分の考えを述べてくれることにはウェルカムなので、恐れずどんどん話しかけてあげてください。コロナが落ち着いたら、一緒に沢山出張するのもオススメです。同じものを同じタイミングで見て・聞くことも大事だし、移動中や食事中のインフォーマルなコミュニケーションを通して互いのことを知る機会が増えるといいですね。二人の活躍をこれからも全力で伴走しますね。

△社長ファッション改革でスマートに変身した田中社長

新社屋になって採用希望が激増。社長就任時より10歳以上平均年齢が若返った手応えを聞きました。(2021年インタビュー)

>田中組インタビューvol.2はこちらから

2016年から始まった田中組のブランディング。当時の採用ブランディングを社長と振り返りました。(2018年インタビュー)

>田中組インタビューvol. 1はこちらから

インタビュー:2021年

インタビュアー 加藤瑞紀

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