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レポート

デザインスクール2024@東京開催レポート

「デザインに長けた会社になって一段上に行こう」をセミナーコンセプトに、デザイン力を企業内に取り入れたい企業が参加。デザインを業務とする方だけでなく、広報、採用、ブランディングに携わるスタッフさんも参加しました。5月に岩手での開催に続き、東京で開催した2泊3日のデザインスクールの様子をお伝えします。

座学+ディスカッションで理解を深める

三日間のプログラムでは、代表加藤による座学だけでなく、参加者同士で話し合ったり、自身の考えを積極的に言葉にしてみる時間が織り交ぜられています。初日は「知る日」と位置付け、デザインの意味や、新入社員で入社後デザインを学び現在企業デザイナーとして活躍する埼玉県深谷市の建設会社 古郡建設の福島さんの普段の仕事や入社後の成長について講演して頂きました。福島さんと同じように入社後からチラシや社内制作物を担当するようになったが専門的に教わったわけではないので「これで本当に合っているんだろうか…」と日々不安を抱えて業務に当たっていた参加者も多く、福島さんの経験談はとても響いたようでした。

「考える日」で集中して企画を練る

DAY2の「考える日」ではデザインの基本となる「色」を徹底的に考えるワークを行いました。まずは自分ごとになるワークを実施。次いで自社のコーポレートカラー、ブランドカラーを組み立てる企業ワークを。一人では思い悩むところを、チームメイトと会話をしたりアドバイスを受けて思考の整理をしていきます。言葉にしてみることで、デザインの背景や意味づけも行いました。

帰ってすぐアクションできるレベルに仕上げる

三日目のデザインスクールの仕上げは、各自会社から持ち寄った課題を、帰社後すぐにアクションできるように精度を上げるワークを実施。集客、社内報の発行、デザインルールの改訂など各社の課題を持ち寄り、チームメイトや加藤のアドバイスのもと練り上げます。どうすれば帰ってから形にできるか?を考え、上司や社長への話の組み立てや裏付け、伝えるための資料作りなど課題に合わせてアドバイスしました。企業デザイナーならではの、企画段階から入ることの大切さ、デザインした成果物は何のために必要なのかをしっかりと考えることの大切さをお伝えしました。

デザインは時には一人で考え込む時間も必要ですが、会話のキャチボール、壁打ちによって精度が上がります。参加者同士でアドバイスもし合い、皆かなり完成度の高い企画として持ち帰ってもらうことができました。最後は終了式。岩手、東京、埼玉、広島、下関からお集まりいただきありがとうございました!

受講者の感想

  • これまでデザインについて学ぶ機会ということがなかったため、貴重な体験となりました。デザインはセンスがもののを言うと思ってたのですが、今回のスクールを経て、そうではなくコミュニケーションや情報収集などが重要であるという気づきを得ることができました。この度は、誠にありがとうございました。
  • 販促部隊に任命され約1年。直属のデザインの先輩もおらず、そのような大学でもなく、デザインについて今日まで本格的に学んだことがありませんでした。3日間の講義を通してwhyまで考えることができているデザインは僅かだなと実感しました。タスクを期日中にこなすことも大事ですが、完成させることに集中して、芯のないデザインだったのだなと振り返り感じました。任命されて1年かかりましたが、逆を言えば1年でそのノウハウを知ることができラッキーだとも思いました。また現状も整理することができ、帰ってすべきこともピックアップできたので良かったです!またインプットで終わるのではなくアウトプットをし、社内で横展開していきたいと思います。
  • デザインスクールに参加して、普段の生活の中にもたくさんのデザインがあり、そこに関わっている人の思いや考えがあることに気づき、生活の視点が少し変わった気がします。自分が企業に属するデザイナーの仕事を甘くみていた事も痛感しました。様々な企業の方とお話ししながら課題に取り組む中で、こうすればもっと会社が良くなるのではないか?という点が見えてきました。弊社の良さをもっと知ってもらうために、自分にできる事を少しずつでもやっていきたいと思います。

次回は1日の就学時間を長くして1泊2日のスクールにアップデートされます。10/24,25@岩手、11/6,7@東京で開校されます。ご参加の申し込みは以下よりお受けしております。

 

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