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19MAGAZINE#2019.02

19のデザイン戦略で会社の軸をつくります

ジュークアンリミテッド(以下ジューク)のスローガンが、「19のデザイン戦略で会社の軸をつくります」に決定しました。DEOの加藤が「スローガン」の必要性について語ります。

 昨年、経済産業省から「デザイン経営宣言」が発表されました。しかし「デザイン経営」と聞いて、ピンとくる人は少ないと思います。ちなみに私が、デザイン経営」と聞いて思い浮かべるのは、「軸を作ること」です。もし軸がないと、会社や仕事にぶれが生じ、無駄なコストがかかります。例えば、「完全にお任せするので、いい感じにデザインしてください」という軸のない依頼を、高いお金を払ってプロのデザイナーにしたとしても、完成品に満足できず、活用しないままお蔵入りになる、というようなことです。もし会社や仕事に軸があれば、時間やお金を浪費することはなくなるでしょう。ではどうやってその軸をつくるのか?まずは軸の「核」となる、「スローガン」を決めましょう。

 スローガンは「北極星」のような役割を果たします。目指す方向を常に示し、今何をすべきかを教えてくれます。もし迷った時は、進むべき道を照らしてくれます。ジュークも「19のデザイン戦略で会社の軸をつくります」というスローガンを決めたことにより、目指す方向が定まりました。その結果、「お客様の会社の軸をつくるために、19個のデザイン戦略を用意しよう」「お客様の会社に合ったベストなデザイン戦略を提案するために、ジュークスタッフのスキルを磨くような社内制度を用意しよう」ということになりました。スローガンを決めたことで、スローガンに沿った事業や社内制度も決まりました。これらがジュークの軸となり、「無駄」も「ぶれ」もない経営が可能となります。
 もし会社の軸をつくりたいのであれば、まずはスローガンを決めることをおすすめします。もし分からないことがあればジュークまでご相談ください。19のデザイン戦略で、会社の軸づくりをサポートします。

 次回は「19のデザイン戦略」をご紹介します。一足先に、「社内報」と「ダイバーシティ」に関する記事を左と下に掲載しています。ぜひご覧ください。

社内報製作ブランド始動!

お客様の会社の軸をつくるために「19のデザイン戦略」を用意しました。そのうちの一つである「社内報製作ブランド」を紹介します。
3月1日より「あなたの会社の社内報を製作するサービスブランド」を開始します。社内報とは、会社の広報ツールとして制作された冊子やWeb、映像などの媒体のことです。ジュークでは「A3サイズ片面」の社内報を製作します。

 ジュークが製作する社内報の目的は3つあります。
 1つ目は「社内ブランディング」のための社内報です。社内の取り組みや、経営者の考え方を全社員に伝えることで、帰属意識や企業風土の醸成をはかります。会社のスローガン等を浸透させる際にも有効です。
 2つ目は「採用」のための社内報です。就職活動中の学生に響くトピックスを盛り込み、会社に興味を持つきっかけをつくります。採用イベントで配布するノベルティにもなります。今後ますます少子高齢化が進み、激化する人材獲得競争を勝ち抜くためのツールとも言えます。
 3つ目は「営業」のための社内報です。営業先に会社概要だけではなく社内報も一緒に渡すことで、会社概要だけでは伝わらない会社の魅力を伝えることができます。

 毎月社内報を発行し、半年ないし1年分たまると、会社概要よりも有効な広報ツールとして機能します。社内報の製作をご希望の方は、こちらをご確認ください。

ダイバーシティ講演in宮古

「19のデザイン戦略」の一つである「ダイバーシティ」の活動報告です。
宮古市役所から依頼を受け、1月28日開催の「平成30年度宮古市職員男女共同参画意識醸成研修」の講師をジュークデザイナーの加藤(麻)が担当しました。研修テーマは「性の多様性」。最近ニュースや雑誌などで目にする機会の多い「LGBT」について説明しました。「LGBT」とは、女性同性愛者(Lesbian)、男性同性愛者(Gay)、両性愛者(Bisexual)と、自分の生物学的性や周囲から期待される性役割に対し、強い違和感を抱く人(Transgender)を指す頭字語です。LGBTを取り巻く課題を、宮古市議会議員や宮古市職員と共有しました。

 恋愛や結婚は「異性」とするもの。「恋愛感情」や「性的欲求」は誰もが抱くもの。「男性」と「女性」は明確に区別できるもの。これまでの社会制度や慣習は、このような考え方を前提としていました。しかし、その前提を見直す機運が世界中で高まっています。日本でも、全国各地の行政・教育機関・企業等が各自の制度や慣習を見直し始めています。異性愛者(Hetelosexual)や、自分の生物学的性または周囲から期待される性役割に違和感を抱かない人(Cisgender)だけでなく、様々な人を包摂する社会制度や慣習が今、必要とされています。

NEWS PICKUP

kengaku

アイディアをインプット

トップファクトリーチームが全国各地のユニークな工場を見学。カルビー・キリン・アサヒ(北海道)、スノーピーク・藤次郎(新潟)などに足を運びました。

academy

HACCPセミナー開催

2回目の「HACCPアカデミー」を東京で開催。トップファクトリーのエリアパートナーが参加し、提案力や設計力を強化しました。

helmet

内装会社のツールデザイン製作

先月創業したばかるの内装会社様のロゴマークとヘルメットをデザインしました。ヘルメット全面のデザインは斬新で、スタッフからも好評だそうです。

ジュークアンリミテッドの数々のプロジェクトをドライブする、個性豊かなジュークスタッフを紹介します。

kato-mizuki

加藤 瑞紀
MIZUKI KATO

1981年岩手県盛岡市生まれ。京都工芸繊維大学繊維学部デザイン経営工学科空間デザインコース卒業。2005年高弥建設株式会社(現 株式会社タカヤ)に企画・制作として入社。チラシ制作を経てデザイン、販促を内製化することに成功。2013年より自社オリジナルブランド作りに着手。2014年コーポレートプランニング室室長として経営企画に携わり、コーポレートブランディングに取り組む。

創業85年プロジェクトとして会社のロゴ、ユニフォームを一新。2017年には自社ブランド工場建設トータルサービスブランド「ファクトリア」がグッドデザイン賞を受賞。採用活動「すごサイ(すごい採用)プロジェクト」としてプロデュースし日経BPにロールモデルとして取り上げられる。数々のブランディング成果として会社見学を急増させ、中小企業が採用に苦しむ中2017年19名、2018年14名の新卒採用に成功。軸を持ったデザイン経営戦略でコーポレートブランディングをすること広めたいと、2018年5月にCEO望月と共にジュークアンリミテッド株式会社を創立。

\一緒の本を読む&映画を見て気持ちを揃える/

おすすめBOOK

40歳が社長になる日

 今回は「40歳が社長になる日」をご紹介。今後企業が生き残るためには、「破壊的イノベーション」を起こし「非連続の成長」をする必要があります。先進的な企業は、次代のリーダーを求め、30歳からの社長選抜をすでに始めています。「経営者のかかりつけ医」と呼ばれる岡島悦子が、40歳社長のなり方や創り方を超実践的な方法論と共に提言しています。

岡島 悦子(著)

おすすめMOVIE

HAIRSPRAY

 今回は「40歳が社長になる日」に登場する「ダイバーシティ(視点や経験の違い)」に着目し、「ヘアスプレー」というミュージカル映画をご紹介。1962年のアメリカ・ボルチモア。黒人差別が色濃く残るこの時代を、多様な視点と経験を持つ主人公たちが刷新していきます。破壊的イノベーションを創出するためには、ダイバーシティが必要不可欠だと分かる映画です。

2007年公開 アメリカ

INFOMATION

●3/12 トップファクトリーエリアパートナーの経営者・後継者を対象に「若手経営者・後継者育成カレッジ」を東京で開催。
●4/17〜19 東京ビックサイトで開催される「第22回ファベックス2019」にトップファクトリーがブースを出展。
●4/17〜19 ポートメッセなごやで開催される「名古屋ものづくりワールド2019 工場設備・備品展」にトップファクトリー がブースを出展。

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