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コラム

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19MAGAZINE#2021.11

魅せるブース 特別審査員賞受賞

脱炭素社会を目指すグリーンファクトリー
 工場建設ブランド トップファクトリーは10/27-29にかけて東京ビッグサイトで開催された電子機器トータルソリューション展に出展しました。アップル社など多くの大企業はサプライヤー全体に二酸化炭素排出量削減を求めています。迫り来る企業選別の時、持続可能な社会に備え、脱炭素社会を目指す新サービス「グリーンファクトリー」のお披露目を当展示会で行いました。

ブーステーマは「ZERO」
 私たちは、設備頼みの環境配慮型工場を作りたいわけではありません。社員一人一人が脱炭素を考え、行動できるようになる工場建設プロジェクトを日本に広めます。そこで、脱炭素が何かを体験できるブースデザインで展示会に臨みました。0カーボン・0ウェイスト・0カロリーに挑戦する「ZERO」ブースです。使い捨てが基本の展示会では多くのゴミが出ます。よってゴミを極力減らした再利用可能な素材でブースを作りました。床は二酸化炭素を吸収する天然芝。照明は再生可能エネルギーを充電したバッテリーで対応。エネルギーを生み出す苦労を体感する自転車発電。カタログは全てダウンロードでペーパーレス。ユニフォームはオーガニックコットンで統一。見えない所でも脱炭素を心がけ、展示会場までは自転車通勤を。展示会後は床に使用した天然芝を、地元保育園に寄付しました。

伝える力が評価・注目され受賞&取材
 50周年記念ブースコンテストにおいてブースデザイン審査員特別賞を受賞!出展した255社のうち、3ブースだけが受賞しました。会場では審査員だけでなく、展示会営業マーケティングのプロからも注目を浴びました。「目に見えないサービスをPRする工夫がよくなされている」いうことで、月間イベントマーケティング様より生配信の取材依頼も。自転車発電は無形サービスPRの上級者!との評価。ジュークのブランド力の高さを証明する良い展示会となりました。

【NEWS PICKUP】

TOP1

展示会で使用の天然芝 保育園に寄付

ブース床に使用した天然芝を、地元岩手の保育園に寄付しました。ブーステーマZEROにちなみ、素材を廃棄せず、かつ子どもたちに喜んでもらえる有効な再利用となりました。

TOP2

健康経営インタビュー 撮影@古郡建設

今年の夏、ブルックリンデザインの自社ジムをオープンした古郡建設に、健康経営のコツを取材してきました。来月のジュークボックスオンラインセミナーで配信予定です。

TOP3

望月がお遍路ワーケー ション@四国

本格的な冬の到来を前に、望月が四国へ遍路旅に出発しました。2週間の旅中もブリーフィング・会議にオンライン参加をし、場所を問わない働き方を実践しています。

【YouTubeおすすめ動画】

今回のおすすめ動画は、イベントマーケティング様のライブ配信アーカイブ。10:10ごろにジュークのブースが登場します。約4分取材されました。

こちらもCHECK!

【名建築を放課後に】

一級建築士

青木 俊太朗
Shuntaro Aoki

#12 丹下健三
動画「名建築を放課後に」で扱った写真を解説していきます。今月は「世界のタンゲ」こと丹下健三氏の「広島平和記念資料館」についてのコラムです。
 この資料館は平和記念公園内に、慰霊碑、原爆ドームと共に直線上に配置されています。当時、他の設計案は公園内のみを考えた計画だったのに対し、採用された丹下氏の案は川を挟んだ原爆ドームをシンボルに据えた周囲一帯を設計するものでした。彼の頭の中には当時更地だったこの土地に、既に現在のビジョンがあったのです。

 実際に現地を見てきました。全体計画の一つとして設計された資料館は、意匠性に優れながらも主役である慰霊碑、原爆ドームに花を添えるような主張しすぎない印象を受けました。それを強く感じたのが色とピロティです。コンクリート素地の色合いと園内のタイル色が合わさり、大地と地続きに建物が建っている印象を受けます。ピロティは園内へのゲートの役割も成していて、くぐった瞬間の空気感の違いを感じました。また、柱と外壁の縦ルーバーは見付面を尖らせた1本の線がすっきり通っており、巨大な建造物を軽々と大地から持ち上げている姿に復興の象徴を感じました。建物から発せられる想いに強く感銘を受け、圧倒させられた建築でした。

丹下健三|1913-2005
 日本人建築家として最も早く日本国外でも活躍し、認知された一人。戦後の日本の建築を世界トップレベルへと引き上げた建築家。

【わたしのオフィスのつくりかた】

空間デザイナー

柿澤 志保
Shiho Kakisawa

 このコラムでは、これまでお客さまのオフィスづくりに携わって得た経験から「よいオフィスのつくりかた」のノウハウを事例や持論と共にご紹介します。これから本社移転や改修を考えているみなさまの参考となりますように!

オフィスコミュニケーションを活性化させる”ハイブリッド”な環境づくり
 オフィスの再設計を考える上で、社内外のステークホルダーがコミュニケーションを取れるハブスポットの構築を考える企業が増えています。
仕事だけでなく少し立ち寄って雑談をする、カジュアルな打ち合わせ等ができるヒトの集うハブスポットをオフィス内に設置することで、社内だけでなくクライアントや協力会社とのコミュニケーション活性化を促し、エンゲージメント向上に繋げる事例もあります。リモートワークの拡大が進む中、オフィスの重要性を再認識し、ビフォーコロナとは異なる価値を従業員に提供することで、組織全体のモチベーション改善や優秀な人材の確保に直結するという戦略を根底に置いたオフィス改革は今後さらに重要となってくるでしょう。

【ROAD TO DUAL LIFE】

一級建築士

小松原 道郎
Michio Komatsubara

 デュアルライフは2つの地域に拠点を持って生活をすることです。一級建築士の小松原道郎が、大阪と北海道の2拠点生活を目指します。

 11月中旬、北海道にはウィンターシーズンが到来します。この時期を雪国で過ごすのは大学卒業以来でワクワクします。スキーブームが巻き起こった「私をスキーに連れてって」世代の私。30年ぶりに再チャレンジしようと思い、スキー道具を揃えるためのショップを教えてもらいましたが、意外な結論はリサイクルショップの「BOOK-OFF」。質が良く品揃いも豊富らしいので、今度買いに行く予定です。

【毎号連載】育児4コマ

\一緒の本を読む&映画を見て気持ちを揃える/

おすすめBOOK

BTSとARMY
わたしたちは連帯する

 トップ記事の展覧会にちなんだ一冊。展示会はある意味「エンターテイメント」。来場者の方に楽しんでいただけるよう、試行錯誤します。例えば、今や世界的なエンターテイナーとなったK-POPグループ「BTS」。彼らを研究することで、多くの人を惹きつける展示会にできるかも!

イ・ジヘン(著)
桑畑 優香(翻訳)

おすすめMOVIE

マイケル・ジャクソン
THIS IS IT

 「キング・オブ・ポップ」と称されるマイケル・ジャクソン。ギネス世界記録から「人類史上最も成功したエンターテイナー」として認定されています。そんな彼のドキュメンタリー映画がこちら。世界最高のステージを追い求め続けるマイケル・ジャクソンの姿に、きっと触発を受けるはずです。

2009年 アメリカ

INFOMATION

●11/19 JUKEBOXセミナー#11|テーマ「健康経営」
●12/15〜12/17 工場イノベーション EXPO ONLINE
●12/20 JUKEBOXセミナー #12|テーマ「健康経営ビフォーアフター」 ゲスト:古郡建設(株)デザインマネジメント部 渡辺文昭氏
●12/29〜1/4 年末年始休暇

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