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19MAGAZINE#2020.10号外

 ジュークがブランディング、空間デザインをお手伝いした小田島組(岩手県北上市 建設業)本社ビルと、同社が運営する施設「キタカミオーツー」・サービス「現場写真整理サービス カエレル」がグッドデザイン賞を受賞しました。
 建設業のイメージを払拭する空間デザイン・学びを通した地域交流の創造・現場の残業問題を解決する手法として、建設業ならではの視点と課題解決方法が高く評価されました。
 単独企業のトリプル受賞は岩手県初の快挙!今年8月に受賞した日経ニューオフィス賞も合せ、今年は受賞ラッシュ。ジュークの実力が評価された嬉しい一年になりました。

 どの企画も「軸づくり」から取り組み、背景・課題の洗い出し・課題を解決するブランドづくり・訴求するデザインを取り入れました。当受賞で「軸」はブランド推進、訴求力に大きな影響を与えることが証明されました。ジュークでは軸づくりに益々注力していきます。
 ブランディングに取り組む上で、このような第三者評価はモチベーションアップになります。パートナー企業も含め、企画に携わった全ての人がこの受賞で自信を持つ有意義な体験となりました。賞への挑戦はブランディングの力試しにオススメです。

グッドデザイン賞とは:1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。

審査員評価 全文公開

産業のための建築・空間・インテリア

総合建設業本社ビル[キタカミオーツー]

 「平均年齢35.7才、岩手県に本社を置く土木会社、首都圏に負けない働き方を」このコピーにやられた。東日本大震災を経て、2020年には20名の新卒採用をしたという気概。街のランドマークだったゲームセンターをリノベした。正直、拙いデザインかもしれない。しかし、むしろそこにそのリアルと意志が溢れる。 キレイなだけでは済まされないデザインが、ここにはある。

ブランディング・CI/VI

施設ブランディング[キタカミオーツー]

 建設業の枠にとどまらない、新しい企業と地域のプラットフォームを創出している点が素晴らしい。 一般開放型のオープンな空間と、常に何かが動いているアクティブな情報発信など、場と活動が一体化しているデザインである。
 さらにこうした取り組みを統一感のある魅力的なビジュアルでブランド化することにも成功している。 効率化やコストダウンばかり重視されがちな時代において、企業が「学び」を重んじ、それを社会との接点とするという考え方は、これからの地域企業の新しいスタイルとなるであろう。

産業向け意識改善・マネジメント・取り組み

工事現場写真整理代行サービス[カエレル]

 どうしても残業続きになりやすい建設業の課題を解決してくれるサービス、その名も「カエレル」。まずはそのとても分かりやすい名称が目を引いた。働き方改革が唱えられて久しいが、これまでは属人的能力に依存しがちだった点を単純な方法によって解決した好例。また、名称が表す様にシンプルで分かりやすい使用方法も評価したい。

受賞コメント

ブランディング・デザイン担当

ジュークアンリミテッド株式会社
代表取締役社長/ Design Executive Officer
加藤 瑞紀

 どの企画も軸がはっきりしており、差別化ができていたので受賞の自信がありました。悩まず応募企画書をスラスラ書けたのがその証拠です。ただ、トリプル受賞には自分でも驚きました!ブランディング・デザインの評価アップで私たちのモチベーションも上がりました。
 何より嬉しかったのは、クライアントの小田島組様が自信を持ったこと。受賞を機に、ブランディングに興味を持つスタッフが増え、更にブランディングが加速していくと思います。良い波に乗せてあげることができ満足しています。

空間デザイン担当

ジュークアンリミテッド株式会社
空間デザイナー
柿澤 志保

 多数あったエントリーの中、こんなに受賞でき大変嬉しいです。
 私の役目は、企業や経営者のビジョンを空間へデザインすることです。小田島組様の移転後、働くスタイル・スタッフのモチベーションの変化を目の当たりにし、デザインが持つ力の素晴らしさを改めて感じました。
 コロナでオフィスの役割は大きく変わろうとしています。これからのオフィスデザインには新たな価値の創造や変革をもたらす「イノベーションを生む空間づくり」が求められていると受賞を通して感じました。

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