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コラム

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DEO NOTE(社長ブログ)

DEO NOTE|社長参加率で士気をデザイン

この仕事(社長・コンサル)をしていると、学びを受ける機会は少なくなってしまいます。私の予定にセミナー受講が多いのは学びたい欲があるから。また、お誘いはできるだけ断らないように心がけています。誘って頂けるうちが花ですし、新しい発見がある場合が多いです。そんな中、クライアントでもある古郡建設さんからお誘い頂き、先日SDGsカードゲームをしてきました。

ブランディングを進めていくと、当然SDGsとの接点もあります。ブランディングとSDGsは親和性が高いため、ブランディングにも造詣が深いブランディング仲間のムライロカンパニーの村井さんにファシリテートをお願いしています。古郡建設さんでのカードゲームは2回目。昨年のSDGsキックオフイヤーの準備でブランディングチームと一緒に私も体験。今回はよりビジネス視点を体感する別なカードゲームを。以前オンラインでやったことがありますが、メンバーが違うと新たな発見があるので深谷へ行き、参加してきました。

▲SDGsカードゲーム

▲ムライロカンパニー代表の村井さん

社長フル出場がブランディングの鍵

カードゲームは相変わらず学びが多く有意義な時間を過ごしました。しかし、私が今回一番印象に残ったシーンはカードゲームではありませんでした。会の冒頭、古郡社長が参加メンバーに向けてお話ししていたことが印象的でした。役員会、営業会議など会社には多くの会議があります。その中でもブランディングとSDGsの会を古郡社長がどれだけ大切にしているか?というお話でした。

【古郡社長のメッセージ要約】
会社の未来を考えるブランディングとSDGsは特にも重要。今日はあいにくメンバーのうち数名が欠席している。ブランディングミーティングは毎月やっているが、私が欠席したのはどうにも都合がつかなかった1回のみ。あとは必ず参加している。それだけ会社にとって大切な機会である。

▲ブランディングメンバーに向けて語る古郡社長

もう5年近く古郡建設さんとは毎月ブランディングミーティングをしています。確かに社長が欠席したのは初期の頃1回だけ。必ずいつもいらっしゃいます。採用、視察、健康経営、SDGs、そして営業効果とブランディングがプラスのループに乗りメキメキと頭角を現している古郡建設さん。そのベースにあるものは間違いなく社長の熱量です。

ブランディングに限らず、取り組み、施策に社長が前のめりじゃないと進んでいきません。高い参加率≒社長の熱量がスタッフに伝わることで士気が高まります。「うまくいかない…」社員に対して嘆く前に、自分の行動量・前のめり感は足りているのか?そんなことを気付かさせてもらった良い1日でした。

▲そろそろまた古郡社長とも対談したい

社長の気持ち・社員の気持ち

古郡社長の話を社員さん達と同じ席で聞く。この日は、社員に戻ったようななんとも懐かしい感覚が心地よかったです。この心地よさは何かな?と帰りの新幹線で考えました。多分それは「安心感」。「いない方がせいせいするわ」というのは、いるから言えること。ある日突然社長がいなくなってもなんともないかもしれません。しかし、それが会社の一大事だったら?一大事に社長がいない。不安以外の何物でもありません。

社長が社員に発するメッセージ。ブランディングをしているとよくそのシーンに出会います。社長になってからは感慨深く拝聴しています。しかし自分が社員だった時期を振り返ると、こうやって一生懸命話してても思いの半分も伝わってないんだろうな…とも思ってしまいます。社長と社員。どっちの気持ちも分かるハイブリッド人間として、トップの思いを伝える一端を担っていきたいです。

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