インタビュー ブランディングストーリー|五日市塗装工業/社長 2024.11.13 株式会社五日市塗装工業(岩手県盛岡市)代表取締役晴山潤一 内容:コーポレートブランディングブランディング期間:2022年10月〜 ブランディングを取り入れたきっかけ 私自身「もっと地域の方々に五日市塗装を知ってもらいたい」「身近に感じてもらいたい」と思っていました。当社は1954年の創業以来、盛岡市で建築塗装をメインに営業してきました。以降70年の間に様々な需要の変化への対応と努力を重ね、現在は元請で一般住宅やアパート等のリフォーム工事のトータル提案を強みとしています。施工の品質には長年の経験と実績による自信があったので、あとはこれをどう伝えていくのかということ、お客様はもちろん、就業する場所として五日市塗装を選んでもらいたいと思ったことがきっかけです。 ブランディングの中で社員・会社の変化 約半年ほどの構想を経て、2023年9月の私の代表就任とともに初めて社内向けにブランディングイメージ『アクアファンプロジェクト』をお披露目しました。ホテルの会場を借りてパーティー形式で行いましたが、サプライズという演出はほぼ初めてだったので、最初社員たちはワクワクというよりも「何が始まるんだ?」という驚きと戸惑いが大きいように見えました。変化を感じたのは2024年4月・5月に実施した「お絵描きキッズイベント」です。初めての自社企画イベントでしたが、子どもたちに「楽しかった!」「またやりたい!」と言ってもらい大成功でした。会社で“業務以外のことをやる”という経験ができたことは大きいと感じましたし、開催前に社内に協力を募った時に自主的に手を挙げてくれるメンバーが多く、とても心強くて嬉しかったのを覚えています。 アクアファンプロジェクトを始めてみてお客様の反応 お客様や地域の方、関係企業の方からお声がけいただく機会が非常に多くなりました。働き方の面では建設業界ではまだまだ珍しい完全週休2日制の導入、お絵描きキッズイベントの開催など様々な活動をメディアに取り上げていただく機会が増え、以前より多くの方々に注目していただいていると感じます。新聞やテレビ、ラジオで五日市塗装に触れる機会が多くなり、それに対して声をかけていただけるのは嬉しいですし、身が引き締まる思いにもなります。日常の中では現場シートを見た地域のお子様が指を差して「かわいい!」と言っているのを見かけました。工事現場を見て「かわいい」という声は当社の現場でなければなかなか出ないのではないかと自負しています(笑) 採用応募者数も完全週休2日制の導入とイメージの刷新により昨年比で5倍に上りました。特に目に見えて採用への効果を実感しています。建設業や現場に少しでも親しみを持っていただけるようイメージを変えていくことが地域と共存し、ともに成長していく原動力になると思います。これからは地域の方々から「注目していただいている」ということを意識した研修などにも力を入れていき会社の歴史と実績、そして新しい活動に恥じない企業を目指していきます。 (インタビュー:2024年) ブランディングリーダーにもお話を伺いました(2024年インタビュー)>五日市塗装工業インタビュー【リーダー編】こちらから 事例ページを見る ↓ブランディングワークマガジンを読む↓ インタビュー ブランディングストーリー|東洋商事【社長編】 ブランディングストーリー|シンコーメタリコン【スタッ...