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コラム

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インタビュー

ブランディングストーリー|東洋商事【社長編】

東洋商事株式会社|広島県広島市

代表取締役 長谷川廉垣

内容:コーポレートブランディング・オフィスリノベーション

ブランディング期間:2022年7月〜2023年3月

完成したばかりの新オフィスでインタビューしました

ブランディングを取り入れたきっかけ

新オフィスの設計デザイン会社を検討しているなか、懇意にさせていただいている経営者の方からの紹介もありジュークアンリミテッドさんとのご縁を頂きました。また、弊社が新卒に数年前から取り組んでいる中で、他社との差別化、異質化を図っていくためにも、中小企業とは言えどブランディングを強化していきたいと考えていたことも相重なり、ブランディングに着手しました。

以前よりセミナー参加や研修などを取り入れていますが、その中で必ず「ブランディング」「ブランド力」が話題に出ていました。パチンコ業界で大手は規模が大きく、ブランド力がものすごく強い。でもそこと張り合う必要はなく、私たちにしかできないことで戦っていこうと最初から決めていました。徐々にパチンコ事業だけでなく保育園ホテルの事業が始まり様々な価値観を持ったメンバーが集まってきました。

新卒採用を始めるにせよ、事業を強くするためにもブランディングは必要だ、と思いました。加藤さんがおっしゃるように元からある程度整っていた組織ではありますが、もっと愛社精神が育まれるといいな、という期待値もありました。また見た目って大事じゃないですか。自分自身の見た目、オフィスの見た目、会社の見た目然り、キラッと輝かせたいなと思っていた矢先にジュークさんとご縁を頂きました。

ブランディングの取り入れ方

大事な意思決定は必ず幹部、スタッフに相談しています。やる・やらないは関わる本人たちに決めさせています。今回もかかる費用もオープンにしてブランディングメンバー全員に相談しました。「社長がやるというならやります」「結構費用かかりますね」「何が起きるか分からないけど楽しそう。やってみたい。」など様々な声があり、導入に至りました。

新オフィスT-PARK着手の経緯

新入社員が入り、本社のメンバーが増えてきたので、私の席もないくらいオフィスが手狭になっていました。7名の席に対して9名いて、会議室を使ったりしてなんとか対応していました。そんな中、横のビルに空きテナントが出て借りることにしました。ここだとパチンコ店も道を挟んだところにあり最高の立地でした。この先パチンコ事業に依存しない新しい事業にも挑戦したく、いつかいつかと先延ばしにせず経営者の自分を追い込むためにも投資してしまおう!と思い新オフィスに着手することにしました。

パチンコ業界は右肩下がりの業界です。毎日のようにM&A、廃業というニュースが流れてきます。私たちが業界全体の昔ながらのグレーなイメージを変えることは難しいですが、東洋商事という会社の色は変えることはできます。ブランディングをして新しいオフィスを構えることで新しい価値・色を見出していきたいと思いました。

ブランディングを取り入れた後、社内外の変化

まだまだ、劇的な変化には程遠いですが、ブランディングメンバーを中心に、弊社の取り組み、強み、尖っていること、カラー等への統一感、共通の認識、共通の言語への理解が深まっていると思います。ブランディングに参加したメンバーには「背中に東洋を背負っているぞ!」というのを感じてもらった期間でした。会社の歴史を振り返るワークがあり、昔を知っているメンバーもいますが新しいメンバーもいて、経営者としては昔のことを知ってもらえた良いきっかけとなりました。また様々なブランディングの課題をこなす中で、リーダーはじめメンバーが当事者意識を持って取り組んでくれ、皆の新しい一面が見られました。

新オフィスT-PARKで過ごしてみて

自己満足かもしれませんが(笑)ココロオドル空間です。また、ブランディングメンバーも一緒になって、T-PARKの企画デザインから関わったので、ココロ踊ってくれていますね。そして、オープン初日には弊社が運営している保育園の園児さんを招いて、新品の黒板クロスへ豪快に好き勝手にお絵描きしてもらいました。皆、ものすごく楽しそうに洋服がチョークまみれになりながら描いてくれていました。

 

社外の方からも高評価頂いています。先日、私が所属している経営者の会の皆さんがベンチマークにお越しくださり、「幹部育成」というテーマで講演させていただいた後、空間の見学をしていただきました。T-PARKの素敵な空間が後押ししてくれて、両者にとって実りある時間となりました。既に追加のベンチマーク依頼も頂いています。

「ここを使って何かやりたいね」という声も上がっています。保育園の職員、園児と本社メンバーは挨拶、クリスマス会、節分で接する位で決して交流の機会は多くはありません。T-PARKができて社内間交流がじわじわと広がる期待感があります。私のSNSにアップすると仲間内からはカフェでもするの?など興味ある反響がありますし、先日は母が見にきて感動していました。縫い物教室に使わせてよ、と言ってもらい地域の人にも使ってもらえる手応えを感じました。

取り組んでいきたいこと・展望

T-PARKを武器に東洋商事の新しい価値を増やしていきたいです。ココロオドル素敵な空間が出来て満足で終わるのではなく、ここから既存事業の価値向上、新規事業の価値創造を図っていきます。自社の採用ノウハウを展開し、既に今年2月より新規事業で採用支援事業をスタートさせています。1ヶ月で3社T-PARKに見学にいらしています。ここが会社の価値を上げる一助になると思っています。

 

また社員のモチベーションの向上、こんな素敵な場所で働いているのだとご家族にも良い影響があればいいな、と考えています。大きな投資にはなりましたが、回収していきたいですね。

インタビュー:2023年   インタビュアー:加藤瑞紀

ホームページを拝見するときちんと情報が整理されており、社長のビジョンも明確、スタッフも皆明るく正直ブランディングをする必要がないのでは、と感じた東洋商事さん。それでも今回ジュークアンリミテッドと一緒にブランディングを取り入れることを決めた経緯を改めてお聞きできて有意義な時間でした。T-PARKにお越しの際はぜひTまたはYポーズで!長谷川社長もノリよく撮影してくれますよ。

社長と二人三脚でブランディングに取り組むスタッフにも聞いてみました。(2023年インタビュー)

>東洋商事インタビュー【サブリーダー編】はこちらから

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