19マガジン 19MAGAZINE#2019.03 2019.03.19 2020.09.01 19のデザイン戦略とは!? 今月はオフィス戦略を紹介 中小企業基盤機構が2017年に実施した調査によると、中小企業の約半数が人手不足を深刻と感じており、全体の7割以上が「人材の採用が困難」と回答しました。ジュークではこの採用困難を解消する戦略を19個に分けました。それが「19のデザイン戦略」です。これらを思いつきでバラバラに行うのではなく、ジュークと一緒に戦略をこなしていくことで会社の軸づくりにもなります(2月号参照)。採用と軸づくり。どちらも叶える戦略です。 今月はオフィス戦略を紹介します。オフィス空間は色、素材、設備など経営者の想い、社風を最も見える化できる場所です。空間が一瞬で与えるインパクトは言葉を凌ぎます。イケてるオフィスは働くスタッフのモチベーションアップにも効果的です。人生の3分の1を働くことに費やす中で、どんな環境で働くかは大事なこと。想いが伝わり、採用に効くオフィスを考えてみましょう。 オフィスづくりは採用戦略 19の戦略の1つであるオフィス戦略がオフィスデザインの単独ブランドとして活動をスタートしました。ブランド名は「ポートランドオフィスデザイン(以下POD)」です。PODについてブランドリーダーの柿澤に話を聞きました。 PODは「オフィスこそ採用戦略である!」と考えます。経営理念や社風、スタッフのイキイキ働く姿を積極的に見せる「魅せるオフィス」で、見学が増える・採用希望が殺到する「人があつまるオフィスづくり」をお手伝いします。そのお手本になるのはアメリカ西海岸に位置するオレゴン州ポートランド。自然豊かなこの街近郊にはナイキやアウトドアブランドのコロンビアなど多くの有名企業がオフィスを構えます。ワーカーを惹きつけるポートランドのリベラルな魅力とオープンオフィスを採用戦略として取り入れませんか?環境意識が高いポートランドらしく、リノベーションをオススメします。 若手経営者・後継者育成カレッジ トップファクトリーエリアパートナーを対象に若手経営者・後継者育成カレッジ「ランカレ」を開催しました。昨年1年間で休廃業・解散した企業は2万3026社。そのうち建設業はなんと7280社と約30%を占めています。高齢化、跡取り問題など事業継続がいかに難しいかを物語っています。18年間建設会社経営者を勤めたCEO望月の経験と、その横で経営判断と会社の変化を見てきたDEO加藤による「経験・体験の共有」をテーマにした当カレッジ。経営判断を色濃く受けアウトプットを求められる採用、デザイナー、ブランディングに携わるスタッフも招かれ老若男女がファビット大手町に集まりました。望月によるスピード感ある経営判断のケーススタディと、加藤の実体験による経営者の右腕であったコーポレートプランニング室の意味と作り方に参加者たちは耳を傾けました。また、課題図書「40歳が社長になる日」のグループディスカッションでは羊飼い型リーダーの存在や、破壊的イノベーション、ゆらぎの重要性に感銘を受けた参加者が多くいました。アフターパーティーでは参加者同士の交流もあり、これまでの経験を共有する機会となりました。次回は7月開催予定です。 NEWS PICKUP ダイバーシティ講演会3/11に北上市立和賀東中学校の全校生徒と教員、3/15は奥州市役所職員と市議を対象に、性の多様性についてデザイナーの加藤麻衣が講演しました。 ランカレ開催3/12に「ランカレ」を東京で開催。トップファクトリーのエリアパートナーが参加しました。左の記事に当日のレポートを掲載しています。 森居&こまろ産休クリエイティブディレクターの森居が産休に入り、こまろ部長もしばらくの間休みとなります。 ジュークアンリミテッドの数々のプロジェクトをドライブする、個性豊かなジュークスタッフを紹介します。 森居 綾那AYANA MORII1989年山形県庄内町生まれ。山形大学地域教育文化学部造形芸術コース卒業。2012年株式会社タカヤに入社。コーポレートプランニング室にて広告物、ロゴマーク、ブランドグッズ、商品パッケージ等の制作に携わる。2018年6月ジュークアンリミテッド株式会社に入社。 今月から産休に入ります。働き方改革や女性活躍が推進されている中、私は出産後どのように働きたいのか考えています。日本には産休・育休制度があり、きちんと休暇が取れる仕組みになっています。しかし、仕事と育児の両立はできても、休業中のブランクや出産前と同じ勤務時間を確保できず、復帰後のキャリアアップが難しい実例もあるようです。働き方が多様化している今だからこそ、仕事と育児をうまくブレンドした私なりの一日のリズムを作っていけたらと考えています。 詳しいプロフィールを見る \一緒の本を読む&映画を見て気持ちを揃える/ おすすめBOOK 社員をサーフィンに行かせよう ジュークの取り組みの一つである「ゼロ・ウェイスト」。会社で出るゴミを減らし、持続可能な環境づくりに貢献します。その活動のお手本がパタゴニア。環境配慮を考えるなら「社員をサーフィンに行かせよう」を要チェックです! イヴォン・シュイナード(著)井口 耕二(翻訳) おすすめMOVIE 365日のシンプルライフ 「ゼロ・ウェイスト」に関連する映画「365日のシンプルライフ」をご紹介。物で溢れ返る暮らしにウンザリする主人公。全ての持ち物をリセットするため、ある実験を試みます。幸福と持ち物の量は比例しないことに気づく映画です。 2013年 フィンランド INFOMATION ●3/19 第一回定時株主総会をジューク本社で開催●4/17〜19 東京ビッグサイトで開催される「第22回ファベックス2019」に、トップファクトリーがブースを出展。同じ日時にポートメッセなごやで開催される「名古屋ものづくりワールド2019工場設備・備品展」にも出展。2箇所同時出展は今回が初! 一覧に戻る ↓この号のダウンロードはコチラ↓ 19マガジン 19MAGAZINE#2019.01 19MAGAZINE#2019.04