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DEO NOTE(社長ブログ)

DEO NOTE|2ヶ月経って思うこと

社長業62日目。

あっという間に本日で創業2ヶ月。大きなトラブルもなく粛々と進んでおります。社長としての実感があるかと言われると正直まだあまりない。前職でやっていたようにブランディングミーティングをしたり、せっせとリスティング広告をセットしたり、パワーポイントで資料を作ったりとやっていることは大きく変わってはいない。この2ヶ月で社長っぽいことをしたことといえば?

・資本金を出した
・ささやかながら行った設立パーティーで会長より先に設立のご挨拶をした(会長より先に話すことはこれが初めて 地味に緊張)
・辞令書を作って社長印を押してスタッフに渡した
・「うちの社長です」と紹介されて名刺を出した
・月の収支が資本金を下回らないか気にしている
・事務所移転のために物件購入(人生初の不動産購入)
・見積書、請求書に私の名前が載る(最終責任が自分かと思うと事業の重さを感じる)

会長が先行して準備をしてくれていたのもあるし、事務的なことをしてくれるスタッフもいるのであまり法的、金回りのことをしていない。法人としての整備が先か?事業の安定が先か?(←今現在私がしているのはこっちの作業)これを初代経営者たちは同時に行っているわけで、頭が下がる。きっと私一人で立ち上げをしていたら、社労士、会計士、弁護士、銀行…パートナー探しから始まるわけで、お会いして話をしてみてとお願いするまでに時間もかかる。そんなことをしている間に2ヶ月なんてあっという間に経ってしまう。とてもじゃないがスタッフも雇えないだろうし、事業を展開するために動く暇も無く収入ゼロが続くだろう。

そして、もう一つ私がやっていないこと。それは、資本金集め。こちらも会長が先行して準備をしてくれていた(もちろん私も出しているが)。銀行に融資をお願いするという行為をしていない。元来会長は無借金経営を推奨している。それは中小企業におけるスピード感の問題で、小回りが効くことが必要とされる経営判断にはスピードが大事だと教えられた。大手にはないスピード感。

会長が社長時代に舵をタイムリーに切ることで、多くのことを掴み取ってきたのを目の当たりにしてきた。なので私も、無借金なら当然それに越したことはないと思っている。独裁である、と捉える人もいるかもしれないが、それなりの経験値を積んだ経営者がやる分には構わないと思う(ただし人望などソフト面も兼ね備えてないとスタッフとしては気持ちの面でしんどい)。議論している間にタイミングを逃すよりよっぽどいい。勝算があるならば、見逃し三振せずにバットを思いっきり振るべし。

社長経験において大事なところ(法的なことと金回り)が抜けている自覚はあるので、それはこれからOJTで経験を積んでいきす。

ジュークアンリミテッド株式会社
代表取締役社長/DEO 加藤瑞紀

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