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19MAGAZINE#2022.3

イン&アウトプットで感性爆発!全員研修@東京

バケットリスト研修で感じた「違い」
2月のバケットリスト研修では「一番やりたいことは何か・いつまでにするか・会社に何を求め・何で会社に貢献できるか」を各自考えました。家業繁栄、移住、若返り、起業、自給自足と人それぞれのやりたいこと。目の前の仕事に追われ狭くなった視野を、バケットリスト研修でぐいっと広い視野に戻し、人生を俯瞰する時間を作ることは大切だと実感しました。そして、ゴールが違うので仕事に対する価値観や行動量も必然的に人それぞれであることも納得できました。ぼんやり見えたこの「違い」を、どうジュークという組織に落としていくかが社長である私の仕事です。

軸を再確認する時間を作る
違いを認めながら同じ組織に共存し、尚且つ稼いでいくにはどうしたらよいか。複数人集まると、誰でも自分を主軸に物事を図ってしまいます。相手とのモチベーションの差にイラついたり勝手に失望したり、というのは日常茶飯事。私もよくあります。だからこそ、定期的に自分の軸、相手の軸を再確認する時間が必要です。その場合、皆で同じ体験をし「私はこう思った。あなたはそう思ったのね。」と違いを感じられる「全員研修」がジュークの場合は有効そうです。体験をデザインするのは私の得意分野。腕の見せ所です。

▲ダイアログ・イン・ザ・ダークのアテンド“たえ”さん

衝撃体験で価値観を覆す
というわけで、記念すべき1回目の全員研修は私が衝撃を受けた「暗闇体験」を設定。真っ暗闇の中、90分間チームで様々なミッションをこなすこの研修。吊り橋効果で共感が生じやすいだけでなく、当たり前を覆され脳が揺れる感覚を得られます。結果は…狙い通り全員がかなりの衝撃を受けた様子。(皆の研修レポートはこちらから)夜は熟成肉にフォーカスブランディングしたステーキショップで最高級の世界を知る体験を。味も最高ですがお値段も衝撃的。

▲現在改修工事中の現場も見学

アウトプットでインプットもスパーク
宿泊先はデザインの勉強のため、普段の宿泊費上限を取り払い泊まりたいホテルを各自がセレクト。2日目は各自テーマを設け自由行動。ここではリサーチ力がものを言います。どれだけ調べることができるか?は仕事でも大切な能力です。そして研修終了後は、畳み掛けるように72時間以内に報告会を開催。熱量が高いうちにアウトプットの場をデザインします。その結果、予想以上の皆のアウトプットの多さに報告会は時間オーバーに!報告会中にも視点の違いによるインプットが山のようにありました。

▲報告会でそれぞれアウトプット

暗闇体験はマインドデザインだ|視覚情報がない世界で何を思う
3/4・5に東京で全員研修を行い、私がここ最近で衝撃を受けたダイアログ・イン・ザ・ダークさんの暗闇を体験するワークショップに皆で参加しました。(私は昨年12月にこの暗闇体験をして衝撃を受けました)

結局言葉で表現できないから体験してみて
何年も前から気になっていた割にタイミングがなかった私に、ついに体験するチャンス到来!ダークという割には明るく広々としたカラフルなロビーでメンバーの到着を待ちます。自己紹介も終わり、いよいよプログラムスタート。暗闇をアテンドしてくれるのは盲目のたえさん。白杖を1人1本持ち、暗闇に突入します。明るい場所から暗く閉鎖的な世界へ、自らの意思と足で踏み出さなければいけない感じ。お化け屋敷に入るあの感覚に似ています。アシスタントの方が扉を締めると漆黒の闇。さっきまでそこに見えていたメンバーとの距離感が途端になくなります。私は宇宙のような無限の空間を感じましたが、狭小感を感じたメンバーもいたようです。この時点で既に感じ方が人それぞれ。暗闇の中を90分間、たえさんアテンドのもと数々のミッションをこなしていきます。点の光すらもない世界では人の目は一向に見えないままです。
光が見えた瞬間の安心感たるや半端ない。私がこんなに感情を揺さぶられた90分。しかし、一方でたえさんにとってこの90分はいつもと変わらない日常であり、アテンドという仕事をしていた訳です。違いを感じていたのは私たちだけ。(続きはこちらから)

「生産を止めずに工場を拡張できない?敷地内になんとか増築できない?」というお問合せは多いです。工事中に工場を止めることはできないし、敷地内をいつも通り車や人が行き交う中、どう建て替え工事を行うか?今まさにそれに挑戦中なのが金属銘板の製造業・末吉ネームプレート製作所さんです。

絶対に動かせない機械を中心に考える
まずは新工場で改善することの洗い出し。その後、新たに導入する設備をリストアップし新工場での配置を検討します。難問は長さ12mのエッチング機械。新工場プランで検討したところ、この機械が稼働できるのは現在設置されているここだけ。動かさずに工事期間中でも、いつも通り稼働させないといけません。機械には数えきれないほどの液体配管、エア配管、電気配線が繋がっています。どれか1つでも傷つけてしまうと大きな損失となるので要注意です。

既存工場を覆ってしまうカバービルド工法
様々な方法を検討した結果、今回はカバービルド工法を採用することに。簡単に言うと、一回り大きな壁を建て、完成後に内側の既存工場を解体していく方法です。敷地内にプレハブを建て、移設できる機械は移設し仮工場に。敷地内での動線計画も要検討です。

工事工程と生産スケジュール調整も難関
お客さま・建設会社と一体となり、動線や工事工程を綿密に練りますが、リスクを最小限に抑えるため生産活動を停止する休日を中心に工事作業を振り分けます。いよいよ今春から着工になります。実はブランディングも進んでおり、オフィス部分には末吉さんらしさも盛り込まれる予定。年末の完成が待ち遠しいです。

【NEWS】ジュークから最新情報のお知らせ

バケットリスト研修で人生デザイン
加藤麻衣によるバケットリスト研修を2/25に開催。リスト実現に向けすべきことを細分化した曼荼羅図の作成や会社・同僚が協力できることを皆で一緒に探しました。新しいリストが生まれたスタッフも!

スタッフ全員研修&報告会開催
3/4・5に全員研修@東京を開催。得たインプットを3/8の報告会で言葉・写真を使ってアウトプット。皆、発表の持ち時間を大幅オーバーするほどたくさんのインプットがあり、充実した研修になりました。

盛岡市議会議員かとうまいが定例会で一般質問&スタッフ見学
3/7、令和4年3月定例会一般質問に登壇。彼女が推進するパートナーシップ制度SOGI(性的指向・性自認)について5つの質問を行いました。スタッフも応援しながら見学!

 

【INFORMATION】

●3/19 ユタカ電業(株)関東支社お披露目会(改修工事&プロジェクトドライブ)
●4/1 入社式

▼毎月お届け!ジュークスタッフのコラムページ▼

今回紹介する建物はKOKUYOの東京品川ショールーム「THE CAMPUS」。(2021年度グッドデザイン金賞)文具のイメージが強いですがオフィス家具から空間づくりまで手掛けており、“みんなのワーク&ライフ開放区”というコンセプトのもと激動の時代に沿ったワークライフスタイルを提案しています。

特に僕が面白いと思ったところは2棟ある建物をつなぐ渡り廊下です。隣の建物に移動するには一旦階段で下り、平らな所を通ってまた上るという谷状になっています。ここが利便性と空間づくりのバランスの難しいところで、利便性を考えれば谷状ではなく斜めのスロープを作ったほうが良いはずですが、人の“たまり”となる空間を作るためにあえて数段下った広場を設けたところに強いこだわりを感じました。

視覚的・感覚的に中と外がつながるデザインとして、ガラスの間仕切りの位置もポイントです。間仕切りを外壁面から引っ込んだ位置に設け、床材を同じ材で地続きにすることで中と外の境界を曖昧にしています。まさに仕事と生活の境界が曖昧になっている現代を表すような、自由な働き方を連想させる空間でした。

旅のおとも③|エコバッグ
旅に買い物はつきものだけど、お土産の袋はゴミの排出につながります。今すぐ始められるSDGsとしてエコバッグはマストです。

 

今月は…ジョージ・ネルソンの名作「バブルランプ」

ランプの骨組みのワイヤーの流れるようなラインが室内空間に美しいデザインと柔らかな明かりをもたらします。

<ジョージ・ネルソン>…1908年アメリカ生まれ。1946年から20年間ハーマンミラー社でデザイン部長を努める。当時無名だったイームズ夫妻の才能を見出し、自身もデザイナーとして活躍。名作家具を多く残す。

私たち日本人は「照明=部屋を明るく照らすもの」という機能で考えがちですが、欧米では灯りはデザイン。雰囲気作りに欠かせない要素としてインテリアの一部として考えられています。本日ご紹介するペンダントランプはハーマンミラー社から正規復刻されたジョージ・ネルソンの名作「バブルランプ」です。日本的なデザインに見えますが、アメリカンミッドセンチュリーを代表する照明の1つです。モダンなインテリアにはもちろん北欧デザインなどあらゆる空間にマッチするこのランプはジョージ・ネルソンの最高傑作!

 

Vol.3  プライドマンスの起源

1969年6月28日。米NYのゲイバー「ストーンウォール・イン」で警察による恒例のガサ入れが。しかし、この日の客たちは警察に抵抗!3日間続いたこの暴動は【The Stonewall riots】と呼ばれ、以降毎年6月は世界各地でパレードなどが行われるようになりました。下の写真は2019年6月のストーンウォール・インにて。The Stonewall riotsから50年という節目の年に、NYC Prideに参加しました。2069年には100周年をお祝いしに行きたいです。(その時私は76歳)

(パレードの様子の動画はこちらから)

 

Vol.3  建設会社を決めるタイミング

今月号は建設会社を決めるタイミングについてお話しします。
設計会社による詳細図面が完成した後、複数の建設会社から見積りを取り、その中から会社を決めるケースが多いです。相見積りを取らずに最初から1社に絞ることに割高の印象を受けるかもしれませんが、私たちは早めに1社に絞ることをオススメしています。なぜなら、早めに建設会社を選定すると、早い段階で予算共有ができ、建設会社が持つ技術的なノウハウを提案してもらいながら、コストも調整できるからです。一番効率が良い方法です。
プランを検討する際も、建設会社が側にいてタイムリーに差額を出してもらうこともできます。大まかなサイズが決まった段階で相見積りを取り、概算見積り段階で建設会社の選定をするのがプロジェクトをスムーズに進めるコツです。

トップファクトリーはそれぞれの分野に精通した専門家プロジェクトチームです。私たちが計画に沿って工場建設を進めます。生産ライン診断やHACCP、IT導入、空間デザイン、ブランディングなどの専門知識でお客さまの業種に適切なプランニングをいたします。詳細はこちら


 

日本の食料自給率が低いのは皆さんご存じだと思います。コロナと原油高の影響で輸入食材は値上がりを続け、今後値段が下がることはないそうです。割高でも国産の食材を購入するか、自給自足で補っていく予定です。まずは近所の道の駅で販売している地元の野菜・果物・6次化製品(漬物・ジャム)を食材に料理することから始めてみようと思います。やっと北海道も雪が溶けだし、もうすぐ春が来ます。少しずつ家庭菜園を始め、少しでも自給率を上げていこうと思います。

 

●息子・2歳11ヶ月/好きなこと…写真を撮ってもらうこと&自撮り

 

\一緒の本を読む&映画を見て気持ちを揃える/

▶︎おすすめBOOK

樺沢 紫苑(著)
2018年 サンクチュアリ出版

「学びを結果に変えるアウトプット大全」

「日本一アウトプットをしている精神科医」である著者が、数万時間を越える「アウトプット経験」を元に確立した圧倒的に結果が出る「アウトプット術」を学べるベストセラー。説明、アイデア、雑談、交渉…すべての能力が最大化する、伝え方・書き方・動き方をこの本からインプットできます。そして日々のアウトプットに挑戦を!

▶︎おすすめMOVIE


2000年 アメリカ

ダンサー・イン・ザ・ダーク(原題:Dancer in the Dark)

カンヌ映画祭パルムドールを受賞し、映画史に残る最高傑作!という人もいれば、二度と見ない…と賛否両論の衝撃作。遺伝により視力を失うシングルマザーと同じく先天性の遺伝を継いだ息子を巡る物語。重めなストーリーですが、ダイアログ・イン・ザ・ダークを経験した人にはぜひ観て頂きたい1本です。

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