19MAGAZINE#2022.4
YUTAKA SAKURA STATION TOKYO OPEN
3/19お披露目会@東京 神田
ブランディングに取り組んで約1年。山口県下関市に本社を置くユタカ電業様の関東支社研修室リニューアルが3/19(偶然にもジュークの日)に完成。新たな空間で社員様向けのお披露目会を行いました。3/16に起きた地震の影響で東北新幹線は不通となり、代表加藤、デザイナー柿澤は残念ながらリモートで。東京支店の李は会場参加しました。
▲コーポレートカラーで満たされた空間。よく見るとマスクや靴下などの小物も桜色!
柿澤&李のリノベゴールデンコンビ
コロナ対策で密にならない勤務スタイルに変えたところ、会議室も執務空間となり、社員が一同に会する部屋がなくなってしまったユタカ電業さん。そこで物置になっていた1階駐車場を研修室にリノベーションしたいと相談を頂き、昨年6月からブランディングと並行して改修プロジェクトがスタートしました。空間デザインはリノベーションが得意な柿澤が担当。同じく長年のリノベ現場・営業経験がある李が東京でサポートにあたり、スムーズな改修プロジェクトとなりました。サイン担当の森居も東京に足を運び空間の仕上げを行いました。
ブランディングの一環として流れに組み込む
ブランディングを担当している代表加藤からは、ただの改修工事としてではなく、ユタカ電業のブランディングの成果を社内外に発信する機会とするようにチームにアドバイス。壁面にはブランディングで導き出されたコーポレートカラー、創業者のイラスト、口癖を大胆に取り入れフォトスポットに。また、当初のリクエストであった研修室に限定した使い方ではなく、来客、採用説明会、各種イベントにも対応できる多目的な空間として提案。本業の鉄道業になぞらえて、人や情報が行き交う「駅」のような場所として発展するよう施設名称を「SAKURA STATION TOKYO」と名付けました。
▲桜色の壁には創業者のイラストと口癖を
▲思わず踏み入れたくなる開放感のある入り口
最後はやっぱり口頭で想いを伝える
空間に込めた思いを社長、ブランディングチームから直接全社員にお伝えすべく、お披露目会として設定。想いを伝えるため、ブランディングチームが飾り付け、配布物、そして会全体の流れにもこだわりました。自身の1年間の活動報告の場としても社員の皆様に伝わったと思います。会場にいた李が感動で涙ぐむシーンも!空間は作って終わりではなく、どう使い倒すか。今後会社や社員がどう変化していくかが楽しみです。ブランディング×空間の素敵な事例がまた一つ誕生しました。
▲ユタカ電業鈴木社長とブランディングチーム
社長参加率で社内士気をデザイン|トップが前のめりじゃないと進まない
この仕事(社長・コンサル)をしていると、学びを受ける機会は少なくなってしまいます。私の予定にセミナー受講が多いのは学びたい欲があるから。そんな中、クライアントでもある古郡建設さんからお誘い頂き、先日SDGsカードゲームをしてきました。
社長フル出場がブランディングの鍵
カードゲームは相変わらず学びが多く有意義な時間を過ごしました。しかし、私が今回一番印象に残ったシーンはカードゲームではありませんでした。会の冒頭、古郡社長が参加メンバーに向けてお話ししていたことが印象的でした。役員会、営業会議など会社には多くの会議があります。その中でもブランディングとSDGsの会を古郡社長がどれだけ大切にしているか?というお話でした。
▼古郡社長のメッセージ要約
会社の未来を考えるブランディングとSDGsは特にも重要。今日はあいにくメンバーのうち数名が欠席している。ブランディングミーティングは毎月やっているが、私が欠席したのはどうにも都合がつかなかった1回のみ。あとは必ず参加している。それだけ会社にとって大切な機会である。
もう5年近く古郡建設さんとは毎月ブランディングミーティングをしています。確かに社長が欠席したのは初期の頃1回だけ。必ずいつもいらっしゃいます。採用、視察、健康経営、SDGs、そして営業効果とブランディングがプラスのループに乗りメキメキと頭角を現している古郡建設さん。そのベースにあるものは間違いなく社長の熱量です。
(続きはこちらから)
2020年10月のマンション火災から仮住まいになり早1年半…ついに加藤邸の新築プロジェクトがスタートしました。時代に左右されないロングライフの代表格「北欧デザイン」の専門家を迎え、住まいを新築中です。
原体験は現地で見た暮らし
暮らしのシーンで思い浮かんだのは、夏の北欧旅行でお邪魔したフィンランドのお宅。ランチも振舞っていただいたモダンで明るい空間。窓の外の植物も美しく、おしゃれで素敵なご家族でした。
世界各国、一軒家を借りて暮らすように旅したこともありますが「家を建てる」となった時に思い浮かんだのはフィンランドだけでした。そこで迷わず家を建てるなら北欧だ!とデザインの方向性は決まりました。
北欧といえばこの人!
私の知る限り北欧オタクといえばこの人以外いません。Pïkku nïk(ピクニック)建築設計事務所の八木麻希さんです。
長年新築からリフォームまで住まいづくりに関わっている八木さん。もちろん自邸もデザインされているので、戸建住宅の先輩として沢山の学びがありそうです。前職時代には一緒に北欧デザイン専門のマンションリノベーションブランドを立ち上げましたが、彼女の北欧愛と知識の深さは群を抜いていました。専門家が好きなジュークとして、頼もしい北欧デザインパートナーを迎えることができました。
【NEWS】ジュークから最新情報のお知らせ
初の新入社員入社式
4/1、ジューク初の新入社員を迎えました。東北芸術工科大学を卒業した日山さん。これまでにインターン、忘年会、全員研修@東京にも参加し、既にスタッフとも顔なじみ。リラックスした入社式となりました。
時短・業務委託 新しい働き方開始
今年始めたバケットリスト研修を機に、新しい働き方を選ぶスタッフが増えました。デザイナー森居は週3勤務、設計小松原はデュアルライフに続き自身の一級建築士事務所での活動をスタートさせます。
トップファクトリー李 プレゼン登壇
4/5、ジュークが所属するスターブランドのオンラインプレゼンに李が登壇しました。お題は人が集まる工場オープンファクトリーについて。プロの機材に囲まれた撮影スタジオも生配信の勉強になりました。
【INFORMATION】
●4/21「\古郡建設健康経営取得記念企画/ブランディング×健康経営のコツ」オンライン交流会@zoom(19CLUBメンバー限定)
●4/25 ジュークスタッフ集合写真撮影
●5月 健康診断・人間ドック月間
●6月 ally月間
●6/9,19 ベンチマーク視察団新潟ツアー(19CLUBメンバー限定)
▼毎月お届け!ジュークスタッフのコラムページ▼
今回紹介する建物は岩手県遠野市にある「こども本の森 遠野」。2021年7月にオープンした地域図書館で、日本を代表する建築家 安藤忠雄氏の設計です。もともと建っていた呉服屋を一度すべて解体し、建材を再利用しながら改築した建物で街並みに良く溶け込んでいました。歩道からセットバックして建っていますが、実は解体前の建物は歩道ぎりぎりの配置でした。基本的に当時の建材を使っているため間取りの大幅な変更はできず、昔の配置でのリノベーションも考えられたと思います。しかし、セットバックしてできた空間の“たまり”が建物のアプローチとして入りやすい演出をしており、あえて奥まった配置にした意味を現地で感じました。
内部で面白いと思ったのがこのテーブルです。階段のステップを挟んで土足エリアは靴を脱がずに読書ができ、反対側は直接床に座って読書ができます。ステップで空間をゾーニングしながら音や振動の伝わる1枚ものの木板を用いることで、座りやすく来館者同士の交流が生まれやすい工夫がされていて、町の交流拠点となる名建築だと思いました。
旅のおとも④|サングラス
岩手県内や東北エリアの旅は車移動がほとんどなので、安全運転や疲れ軽減のためにもサングラスは旅のおともに。
今月は…ラグ使いで演出上手に!
<Rug VK-1>代表的な幾何学デザインのひとつであるVK-1は、もともとデンマーク国立銀行のためにデザインされたもの。
<ヴィブケ・クリント>…20世紀のデンマークで最も重要な織工であり、デザイナー。
お部屋の印象を変えるのにラグは非常にすぐれたアイテムのひとつです。ラグを敷くと、その場所に特別な空間が出来上がり、不思議と人はそこに集まり、気分を落ち着かせる心理的効果があります。
今回ご紹介するのは、幾何学模様が特徴的なNORDIC MODAERNのVIBEKE KLINT(ヴィブケ・クリント)のラグです。ニュージーランド産の羊毛を素材としており「チクチクする不快感」がほとんど無く、滑らかな肌触りが心地よいです。使い込めば使い込むほど、違う表情を楽しむことができるのも、このラグの素晴らしいところ。素足で歩きたくなる心地よさは一生の宝物になること間違いなしです!
Vol.4 レインボー の色数
虹は何色でしょうか?日本では7色と答える人が多いでしょう。しかし国によって答えは違います。例えばアフリカのアル部族は8色、ドイツは5色、台湾のブヌン族は3色と答えるでしょう。LGBTQ+文脈のレインボーは【6色】。レインボーフラッグを発明したギルバート・ベイカーが一番最初につくった旗は8色でした。しかし、この旗が世界中で爆発的に広まった結果、布地調達が難しくなった色が生じ、商業的な理由から6色に落ち着きました。ぜひ虹の色数を観察してみてください!
Vol.4 実施設計に入るタイミング
今回は、実施設計に入るタイミングについてお話します。
プランの打ち合わせをしていると、部屋の使い勝手やドアの位置など細かい部分から入りがちです。2月号で解 説した「建築予算内でプロジェクトを完成させるために」も、細部のデザインは一旦さておき、まずは大まかなサイズを決めることをオススメします。ご提示いただいた予算で建築可能なサイズを決めた上で、プランニングします。お施主様と打ち合わせを重ねてプランを確定させ、概算見積用の図面と仕上表の案を作成し、実施設計に入る前に建設会社から概算見積をもらいます。近年は建築資材の価格が高騰しているため、タイムリーなコスト把握が重要です。概算金額が予算内に収まったタイミングで詳細を決める実施設計に入ると、効率的な建設プロジェクトになります。
トップファクトリーはそれぞれの分野に精通した専門家プロジェクトチームです。私たちが計画に沿って工場建設を進めます。生産ライン診断やHACCP、IT導入、空間デザイン、ブランディングなどの専門知識でお客さまの業種に適切なプランニングをいたします。詳細はこちら。
最近北海道では、デュアルライフよりワーケーションを推奨するサイトが立ち上がり、洞爺湖も掲載されていました。読んでみるとモデルプランがあり、いい感じのセレクトでした。いきなりデュアルライフはハードルが高いので、まずはワーケションから始めると良いと思います。サイトで紹介されているお店にまだ行ったことがないので、早速試してみようと思います。
初めまして、“食べる事大好き”新入社員の日山です。社会人1年目は環境に慣れ、“気になる”を大事にしていきたいと思います。私のコラムでは“食”を軸として私が体感したデザイン(食・人・空間)を紹介していきます。同じ食べ物でも室内より外で食べた時の方がおいしく感じることはありませんか?食事をした時の満足感は料理だけではなく空間や環境自体でも変わると思います。皆さんも“おいしい(と感じる)空間”を一緒に探してみませんか?
●息子・3歳0ヶ月/好きなこと…スーパーのキャラクターカートに乗ること
\一緒の本を読む&映画を見て気持ちを揃える/
▶︎おすすめBOOK
樺沢 紫苑(著)
2021年 KADOKAWA
今日がもっと楽しくなる行動最適化大全〜ベストタイムにベストルーティンで常に「最高の1日」を作り出す〜
春に心機一転、生活習慣を変えたい方におすすめの一冊。人間の「生き物としての特性」を踏まえて、朝・昼・夜の時間帯ごとにおける、最適な行動方法について解説。仕事や健康、勉強、睡眠等、日々の暮らしが豊かになる情報が盛りだくさんです。最適な毎日を過ごせば、最高な人生となるはず。
▶︎おすすめMOVIE
2016年 アメリカ
ズートピア
新社会人だけでなく、誰にとっても働くお手本がいると、モチベーションが上がるはず。新しい環境で働き始めた方の参考になりそうなのが、映画「ズートピア」の主人公であるうさぎのジュディ。夢と現実のギャップに直面しつつも、与えられた仕事に向き合う姿は、多くの人に触発を与えるでしょう。