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コラム

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インタビュー

ブランディングストーリー|古郡グループ【社長編 前半】

古郡建設株式会社/古郡ホーム株式会社|埼玉県深谷市

代表取締役社長 古郡栄一

内容:コーポレートブランディング

ブランディング期間:2017年8月〜

2018年のインタビューから4年。改めてブランディングを取り入れたきっかけ、導入後の変化をインタビューしました。

ブランディングを始めたきっかけ

共にブランディングに取り組んで早5年

加藤さんが前職建設会社(株式会社タカヤ在籍中)の時に、タナベ経営のセミナーに登壇していたのを拝聴したのがきっかけです。全国には色々な会社がありますが、加藤さんの前職であれだけ色々な取り組みをしていて非常に刺激を受け驚かされました。恐らく全国の建設会社がみんな悩んでいる中、人材を確保する採用について大成功しているというので、当社としても「何かしないと」という危機感と、「今から取り組めば出来るかもしれない」という可能性を感じたので、ブランディングを始めないとな、というのをすごく感じました。あとは、このままやっていてはその他大勢で埋もれてしまうという危機感がやはり強かったです。それがブランディングを始めたきっかけです。

ちなみに視察に初めて行った時、うちのスタッフは戸惑っているな~というのは正直感じました(笑)。逆に刺激という意味では、直接見るというのは大事なことで、行った中で感じたもの、得たものはすごく大きかったんじゃないかなと思いました。ブランディングを推進する可能性を感じましたね。

ブランディング初期を振り返って

2017年8月からブランディングをスタートし、早5年が経ちます。最初はやはり、皆初めてなものですから戸惑いというのが非常に大きかったと思います。良い形でスタートを切ったものの、正直停滞した時期もあったりして。ブランディングメンバーも同様に感じたと思います。

どう前に進めていったらいいか…ということで、これはもう、きちんとした形で専属部署をつくらないと、なかなか理想通りに進まないのかなと感じました。そんな中、当社としてはありがたい話ですが、専属部署としてデザインマネジメント部を作りました。私の思いも強かったですが、そこに共感・共有してくれたメンバーがいて、さらにデザインマネジメント部が着実に推進して社内を引っ張って行ってくれているということは、他社に誇れるものです。感謝しています。

デザインマネジメント部の三人
着実な広報戦略でメディアに引っ張りだこ

ブランディング専門部署ができた後の変化

専属部署ができて、推進のスピード感、早い展開ができるようになったと思います。やはりユニフォームやロゴが変わり、ブランドカラーが決まり、目に見えるところから変わっていくというのは「分かりやすさ」という意味がありました。変化全てにおいてまだ社内の温度感が合っているわけではありませんが、徐々に熱い人に引っ張られる形で、面白がってくれている雰囲気は少しずつ感じています。なんでもそうだと思いますが、全体を巻き込めるようなムーブメントが起きる時っていうのは、そういうことかなと思います。

今や深谷でオレンジ=古郡となっている

古郡建設のブランディングはある程度良い形で進んできています。しかし熱量という意味では、熱さが今は少し弱くなっているように感じています。古郡ホームの方はある時期ブランディングが成功した時があったのですが、今はリブランディングしなくては、と今必死にやっているところです。そういった意味でも古郡ホームの方が「現状を何とかしたい」「良くしたい」という熱量を感じます。熱量の高さに触れて私も「いいな」と思います。古郡建設も古郡ホームもブランディングに終わりはありません。建設の方も再度、熱量が出てくるといいですね。色々な意見や、突拍子もないムーンショットとか、大きなことに繋がると思っています。可能性という意味では、まだまだ満足はしていません。ブランディングにおいて埼玉県の建設業界の中ではトップランナーになっていますが、更に上を目指すことができると、今の古郡ホームを見ていて思います。

建設×ホーム グループで実現したいこと

住宅はより街に住んでいる人に近い仕事です。そういう意味では街づくりの可能性をすごく持っていると思います。ハードな意味での街づくりは古郡建設でもやってきています。仕事で培った地域のつながり、SDGsのパートナーシップと、色々な関係で繋がりができています。トップが言うからではなく、これからは地域だったり団体だったりの中で、個人が率先して取り組んでほしいなと思います。そんな個が社内に集まった時には、きっとすごいエネルギーになると思っています。

月一で行われる建設・ホーム合同ブランディングミーティング

後半ではSDGs、地域・社会との関わり方について聞きました。

>古郡グループインタビュー【社長編 後半】はこちらから

古郡建設・ホーム合同ブランディングチームを引っ張るインタビューです。

>古郡グループインタビュー【ブランドリーダー編】はこちらから

インタビュー:2022年   インタビュアー:古郡建設デザインマネジメント部

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