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19MAGAZINE#2024.5

デザインスクール@岩手 開校しました!

 「デザインに長けた会社になって一段上に行こう」をコンセプトに、4/24〜26にデザインスクールを開校。岩手、新潟、滋賀、岡山の全国からデザイン力を社内に取り入れたい企業様が参加してくれました。デザインが本業の方だけでなく、広報や採用に携わる方、経営者直轄部門の方も参加。今回は「デザインを現場で体感してほしい」という加藤の想いからジュークのオフィスを会場にしました。

チームでディスカッション

座学+ディスカッションで理解を深める
 2泊3日のプログラムでは、加藤の講義だけでなく、参加者同士で話し合い、自身の考えを積極的に言葉にしてみる時間を織り交ぜています。 
 DAY1は「知る日」と位置付け、デザイン本来の意味やデザイナーの心がけを学んで頂いた他、他社で活躍するデザイナーの生の話を聞く機会も設定しました。今回は、新入社員で入社した後にデザインを学び始め、現在は立派なインハウスデザイナーとして活躍する新潟県の田中組(建設業)インフォメーションデザイン室の齋藤杏奈さんの普段の仕事や入社後いかにして成長を遂げたのか、などをお話しして頂きました。

講師加藤がアドバイス

「考える日」で集中して企画を練る
 DAY2〜3の「考える日」ではデザインの基本となる“色”を徹底的に考えるワークをしました。自分のテーマカラーを考えた後、自社のコーポレートカラー、ブランドカラーを組み立てる企業ワークも実施。一人だと思い悩んでしまう時も、チームメイトと会話をし、アドバイスを受けて思考の整理をしていきます。デザインの前に、しっかりと組み立てることが大事、ということを体感して頂きました。

こまろ部長も皆を見守ります

帰社後すぐアクションできるレベルに
 スクールの仕上げは、各自が会社から持ち寄った課題を帰社後すぐにアクションできるよう精度を上げるワークです。事業ブランド作り、ノベルティのデザイン、子供向けイベントの企画など三者三様の課題を加藤のアドバイスのもと練り上げます。社内関係者への話の組み立てや伝えるための資料作り、実際のデザインと個々の課題に合わせて形作っていきます。時に一人で考える時間も必要ですが、会話のキャッチボール、アイディアの壁打ちによりデザインの精度が上がります。参加者同士でアドバイスし合い、皆が完成度の高い企画として持ち帰ってもらうことができました。

受講者の感想(一部抜粋)
・身近なものに置き換えたワーク、自社の場合など、とてもわかりやすく学ぶことができました。受講者の方ともコミュニケーションを取ることで同じ悩みや例を聞くことができたので良かったです!
・デザインとは何かをわからないまま流れに身を任せて仕事をしていました。この3日間のスクールで、何から手を付けて良いかわからなかったものが少しずつ線となり動き出し、とても前向きな気持ちになりました。
・入社して5ヶ月、やりたいことを社長に伝えて仕事をしていましたが、ぼんやりとした夢でしかなかったと気付かされました。何から手をつけたらよいのか明確になりました。

 次回は7/24〜26@東京、11/6〜8@東京で開校。デザイナーを育てたい、デザイン経営を取り入れたい企業様のご参加をお待ちしております。

「NEXT50プロジェクト」再始動
 プロジェクトの1stステージとして進めていた新工場が昨年の5月に竣工。グランドオープンには総勢300名を超えるゲストが来場し、活気に包まれて新工場のスタートを切りました。
 それから半年を経て、今年の1月〜2ndステージとして同じ敷地内で本社屋設計を進めています。年間4,000名を超える視察者が訪れるシンコーメタリコン様の“オープンファクトリー”を体現する本社屋デザインをチーム一丸となって進めてまいります。

本社屋デザイン
 コンセプトは「舞台」です。“滋賀でいちばん大切にしたい会社”に認定されているシンコーメタリコン様の社内制度は自社ならではの取り組みが多く、どれも社員さんを大切にしていることが伝わってきます。そんな社員一人一人にスポットライトが当たるような本社屋にしたいという想いから「舞台」というコンセプトでご提案しています。

 見どころが満載の各フロアをそれぞれご紹介します!
【1階】ワンフロアのウェルカムオフィス&アイドリングカフェ
 おもてなしを第一に考えているシンコーメタリコン様。ゲストが来る際はウェルカムボードに会社名と名前を記載し、来客時は必ず全社員が立って挨拶されています。そんなおもてなし文化をより大切にするべく、1階は全社員がエントランスから入ってきたお客様が見えるようワンフロアに。その隣には小休止できるカフェを併設しました。集中→休憩→集中の切り替えがしやすく、普段の業務の能力をより発揮できるようなエリアにしました。
【2階】フィットネス
 社屋予定地の前面に旧国道が走っており、交通量が多い道路に面して本格的なフィットネスがカーテン越しに見えます。健康経営のアピールもでき、今後の地域開放を見据えた前段階としてOB・OGに貸し出すことで会社に顔を出してもらうきっかけとなり、会社の歴史を支えてきた層と未来を支える層のコミュニケーションが生まれる場所にもなると考えています。
【3階】120%ダイニング
 毎朝、朝礼を行う大広間の社員食堂。社員を大切にする企業だからこそ食事も大切にします。本格的な料理ができる厨房を設置し、南面の山並みが見える大きなバルコニーで心身リフレッシュできる空間として設計しています。
【4階】120名収容「TATEISHIZA」と世界初の「溶射ミュージアム」
 毎月の来場者数がかなり多く、社長様自ら先頭に立って企業説明をされているのが特徴的です。そんな貴重な会社説明をより大空間で、対企業だけでなく、対学生も受け入れられるような映画館「TATEISHIZA」を計画しています。大阪芸術大学映像学科ご卒業の社長様のアイデンティティを詰め込んだ場所です。音響機器も整え、実際に映画鑑賞ができるレベルでの空間を見据えています。さらに、4階のホールには世界初となる「溶射ミュージアム」を作り来場者により広く溶射の技術を知ってもらえるようなエリアも設けています。

 全フロアそれぞれに見どころがありワクワクするような本社屋が2026年に完成予定です。立石社長をはじめ、建設チームと議論し合いながら、湖南市のシンボルとなるような建物を設計してまいります。

デザインスクールを開校した背景

 前職の建設会社ではインハウスデザイナーとして13年間活動し、他社のデザイナー育成も手掛けている経験から、ブランディングを加速させる手段として「デザインスクール」をこの春開校することにしました。

 2018年から日本でもデザイン経営という言葉が広まりました。見た目のデザインだけではなく「デザインをする過程での考え方や行動を企業活動に活かしていこう」というのがデザイン経営の実態だと私は思っています。が、6年経った今、中小事業へのデザイン経営浸透度はイマイチ。でもブランディングに取り組む企業ならば、経営者の考えや方針をタイムリーに発信できるように見える化をする「デザインセンス」が社内に備わっているべきです。そこで、デザインとはそもそも何か?企業がデザインセンスを身につける意味、そしてデザイナー育成のきっかけとして利用してもらえるよう2泊3日の集中デザインスクールを始めてみようと思いました。(4月の開催レポはこちらから)

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 おかげさまで、ブランディングのお手伝いをさせて頂いてから長いお付き合いとなっているところが増えてきました。前職時代から知っている会社さんもあり長いところで7〜8年。建築設計業務も承っているので、1社とは年単位のロングスパンなプロジェクトを共にすることもあり、基本的に長〜いお付き合いです。

 私がお手伝している会社さんでは採用、社風のアップデート、社員満足度アップ、売上アップ、知名度アップと各社課題を次々クリアし成果を出しています。ペースは様々でも、大きな成果をあげる会社に共通している特徴があります。それは「デザイナーを社内に育てることに舵を切った会社」です。振り返れば前職の建設会社時代も私を第一号として、在職中には250人ほどの会社に4名体制のデザイン専門部署を抱えていました(設計、意匠設計、空間デザイナーの部門は別に存在)。民事再生、リーマンショック、東日本大震災など色々な出来事を乗り越え、私が退職するあたりには会社は過去最高益。社員数も私が入社した頃の2.5倍。女性は12倍。新卒採用は20名。グッドデザイン賞も受賞でき、視察者もなかなかな数で講演依頼もありがたいことにたくさん頂いていました。

 もちろんこれらの成果は、経営方針やそれを実行する社員、パートナー企業も含めて総力戦の結果ですが、13年間中でその変化を見てきた側からすると…手前味噌ですが私を含むデザイナーがいたことも大きかったのではないかと思っています。社長がぼんやりと頭の中で考えていることを、パワーポイントなどで説明資料として起こしてみる。作った資料を見ては、ん〜…何か違う。ちょっと持ち帰るわ。と、練り直しをする社長を何度も見てきました。時には「ここにこうゆう話がないと聞かされる方は理解できない」とお伝えすることもありました。

 成果物としては写真や図解されたものが盛り込まれた資料、パンフレットといったデザイナーが作るものでしたが、企業内にデザイナーがいる最大のメリットは「作り上げる過程」を共に過ごせることです。これが外注デザイナーだと、時間、コストの制約が出るのでこうもべったりはいきません。そして社員だから会社事情が外の人より分かるのでどう進めるべきかも自然と判断できます。デザインしたものが社内で活用してもらえない理由の多くは、どう使えばいいか理解が追いつかないことにあると思います。作るだけではなく活用まで見通してのデザイン行為じゃないといけません。

 年齢と経験を重ねるごとに形にするスキルは上がっていき、言われなくても痒いところに手が届いた資料を作ることもできましたし、それに伴う行動も社内外ですることもできるようになりました。結果的に社内外広報としても社長の思いを代弁できるようになっていました。社長は会社の最大の広告塔であることは変わりませんが、発信の右腕をインハウスデザイナーが担えるようになると様々な成果を出せるようになります。

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 ブランディングに取り組むなら次なるステップとしてインハウスデザイナーの育成。インハウスまでいかなくても外部デザイナーと上手に付き合えるようになるための知識と経験を積むことで、大きな成果に繋げて頂きたい。そんなことをずっと考えていたのですが、ブランディングによる変化、手応えを感じて頂けている会社さんが増えてきた2024年。満を持して「デザインスクール」という形で更に一段上に行くきっかけを提供できたら幸いです。

 もしこれを読んでご興味があれば、こちらにデザインスクールの概要を貼り付けておきますのでご連絡頂ければ嬉しいです。

【NEWS】ジュークの最新ニュース

ニュートン様@八幡平市の地鎮祭に出席
 ブランディング、内装デザインをお手伝いしているニュートン様新工場の地鎮祭が執り行われました。今冬竣工に向けて全力でサポートいたします。

ニュートンの皆さまと

6月展示会ダブル出展決定 in東京・福岡
 日本ものづくりワールド@東京ビッグサイト九州ホーム&ビルディングショー@マリンメッセ福岡に出展。ブースへの来場予約は右記からどうぞ!

→ブース来場予約はこちらから←

【INFORMATION】

●5/19 ジュークアンリミテッド創業記念日
●6/19-20 九州ホーム&ビルディングショー出展@マリンメッセ福岡
●6/19-21 ものづくりワールド2024出展@東京ビッグサイト

 今回紹介する建物は群馬県太田市にある「太田市美術館・図書館」。設計は公募で選ばれた建築家・平田晃久氏です。5つのコンクリートのキューブを鉄骨造のスロープで繋いだ斬新なデザインです。

全体を緩やかなスロープで連続的に結んでいる外観

 建物の周囲をぐるりとスロープが回り、その坂道を歩いているといつの間にか3階まで上がっていた時はとても驚きました。今回入ったのは図書館エリアだけでしたが、本を探しながら歩いている間に上下階の移動が済んでしまう=ストレスを感じさせない動線設計がすばらしかったです。

緑を感じる屋上テラス

 その流れで最上階まで上がっていくと、屋上テラスには植栽が点在していました。建物の立地は駅から徒歩30秒くらいの街中ですが、まるで小高い丘の上にいるようで緑を感じながらリフレッシュできます。テラスと植栽が分断されず、入り組みながら配置されていたので、植栽の緑をより身近に感じられる工夫がされていました。

実用性を兼ね備えた本棚

 スロープの壁面には本棚が続いており、一部の棚を部分的に飛び立たせることでデザイン性を持たせていました。さらには利用者の状況に応じて腰を掛けたり、高い位置にある本を取ることができる足場にもなっており、見た目のデザインだけでなく実用的な工夫が施されていました。
 “デザインは課題解決の手法”という考えを教えてくれるような、機能性と意匠性が相まったすばらしい名建築でした。

旅のおしえ
~鏡のサイン~
 館内にはカーブミラーが設置され、鏡面に案内用の矢印のサインが施されています。屋内に屋外要素を取り入れることはデザイン上よくありますが、方向を示すサイン機能をつけることで案内板&フォトスポットになっているのが楽しいアイデアでした。

 今回ご紹介するのは、兵庫県神戸市三宮駅から徒歩5分に位置する「神戸サウナ&スパ」です。

サウナの守り神「トントゥ」
ログハウス風のフィンランドサウナ

 最大の特徴はなんといっても「本物志向」で、ロビー前に設置されたサウナの守り神「トントゥ」、ログハウス風のサウナ室の壁のパイン材や自由に使用可能なヴィヒタ(白樺)もすべてフィンランドから日本へ取り寄せたものです。108℃という高温に設定されたメインサウナで実施されるロウリュサービスは、20分に1回のペースで行われ、その数なんと1日67回!回数と質、共に日本トップクラスのロウリュサービスを楽しめます。水風呂の温度は1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災の記憶を風化してはならないとの想いから、1年を通じて11.7℃に設定されているそうです。日本屈指のサウナの街・神戸から紹介しました。それでは「ナイスサウナ!」

Vol.29 倉庫や工場で太陽光発電を行うデメリット

 太陽光発電には高額な費用がかかるデメリットもあります。
 太陽光パネルや太陽電池を設置する初期費用は種類や規模にもよりますが、数百万〜数千万円程度が一般的です。面積が広ければ億単位でかかるケースもあります。さらに、導入後は定期的な点検、故障・破損があれば修理も必要です。機器は15~20年程の使用年数を過ぎれば交換が必要で、廃棄費用もかかります。自治体によっては太陽光発電の導入に対する補助金制度などもあるので、そのような制度を活用して負担を減らすことも可能です。初期費用やランニングコストを合わせた総費用を把握し、削減できる電気代とのバランスを考えた検討がおすすめです。
 太陽光発電は基本的には太陽が出ている時間のみ発電できます。天気が悪い日や夜間は発電できないため、倉庫や工場で使用する電力のすべてを自家発電で賄うことはあまり現実的ではありません。

 今回は東京・渋谷区17カ所の公共トイレを世界で活躍する16名の設計士・デザイナーが個性豊かなトイレに生まれ変わらせた「THE TOKYO TOILET PROJECT」の中から、代々木八幡公衆トイレを紹介します。役所広司演じるトイレ清掃員の日常を描いた映画「PERFECT DAYS」(カンヌ映画祭受賞)の舞台にもなっているので、ぜひ合わせてチェックしてみてください!

通称「Three Mushroom」と言われる3本のキノコのようなトイレ

 トイレは円柱状で屋根に丸みがあり、地面と建物の接地面がなだらかで、地面からきのこが生えているようなデザインでした。外壁に貼られたモザイクタイルは可愛らしい配色で、下から上へグラデーションになっています。独立トイレが3棟連なっている様子が背景の代々木八幡宮の森林と調和しており、元々そこにあったかのような違和感のない佇まいでした。

外も照らす室内照明

 このトイレは大きな道路に面していますが、トイレを分棟配置し、それぞれの入口を中央向きに配置することで人目が気にならないよう配慮されていました。
 3棟すべての上部には開口が設けられており、日中は室内に自然光を取り入れ、夜間は室内の照明が外に漏れるような設計になっています。室内を照らすだけでなく、暗い夜間は室内から漏れた光がトイレ周りを照らし、24時間利用しやすいよう工夫されていました。

円柱状のトイレ内部

 見た目のデザインだけでなく、周辺環境や利用しやすいかどうかの機能性もきちんと考えられている見事なトイレでした。

<代々木八幡公衆トイレ>
代々木八幡公衆トイレを設計した伊藤豊雄さんは、曲線を取り入れたデザインを得意としています。彼の作品の中で「メディアコスモス」はインパクトがあり、おすすめです!
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〒151-0053 東京都渋谷区代々木5丁目1-2
営業時間/24時間
▶︎トイレ研究家・日山のInstagramはこちら! 

 スターバックス日本1号店の銀座松屋通り店に脚を運びました。東京メトロ銀座駅から徒歩2分の場所にあります。2階建ての独立した店舗は決して広くはありませんが、建物には存在感がありました。

1996年8月2日にオープンしたスターバックスコーヒー1号店

 現在、日本には1,900店舗近くのスターバックスがありますが、今回訪れたのは歴史ある第1号店。1階には日本1号店であることを証明するプレートが飾られており、1号店だけの限定メニュー「ダブルトールラテ」もあります。これはトールサイズのホットラテにショットを追加したもので、お店をオープンして一番最初にお客様にオーダーされたメニューだそうです。

「Our First Store In Japan」のプレート

 1階から2階へ続く階段には、アーティストの太田翔伍さんが手掛けたアートが壁一面に描かれており、銀座の歴史が感じられます。2階の大きな窓からは銀座の街並みを眺めることができ、優しい光も感じます。 日本のスタバの原点ともなる記念すべき1号店で歴史を感じながら飲むcoffeeは格別で、ゆっくりとしたスタバタイムを楽しむことができました。

スタバに縁の深いアーティストの作品

 悩んでいる時、仕事をしたい時、読書をしたい時、1日何回でも行ってしまいたくなる空間、そこが「MY STARBUCKS」。

<スターバックスコーヒー 銀座松屋通り店>
銀座松屋通り店のレシートの店番号には#1と記載され、1号店の歴史を感じます。東京メトロ銀座駅から徒歩2分なので、ぜひ日本スタバの創業の場所に訪れてみて下さい。
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東京都中央区銀座3丁目7-14ESKビル1F
営業時間/7:00-22:00
▶︎デザイナー・赤坂のInstagramはこちら! 

●5歳1ヶ月…家のテーブルの上でパルクールをして怒られています

\一緒の本を読む&映画を見て気持ちを揃える/

▶︎おすすめBOOK

経営とデザインの幸せな関係
中川 淳(著)
2016年11月
日経BP

 旧態依然とした家業を継ぎ、13年で売り上げを10倍に伸ばした中川淳(十三代社長)によるものづくり企業のためのバイブル。経営もデザインもわからないけれど「雑貨屋の中川政七商店なら知っている」という方もいらっしゃるのでは?普段馴染みのない方にもデザイン経営を身近に感じて頂けるような1冊です。

▶︎おすすめMOVIE

スティーブ・ジョブズ
2015年 アメリカ
監督:ダニー・ボイル
原作:スティーブ・ジョブス

 2011年に逝去したApple社の創業者の伝記映画。デザイン経営といえば必ずといっていいほど事例に取り上げられるアップル。ジョブスが学生時代にカリグラフィを専攻していたことは有名な話。加藤の感想は「デザイン思考のあったジョブスには未来とすべてが見えていたが、見えていない周りと衝突した?」です。

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